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テーマ:楽天写真館(356025)
カテゴリ:山野草
☆8月12日から14日まで、新潟県県新潟市北区に行きました。新たな植物との出合いもありました。新潟市北区での自然観察を紹介しています。ツユクサの花です。(2017年8月13日撮影)。
☆ツユクサは、日本全土の道ばたや草地などにごくふつうに生えるツユクサ科ツユクサ属の1年草です。 ☆ツユクサの茎の下部は地を這ってよく分枝し、上部は斜上して高さ30~50センチになります。 ☆ツユクサの葉は互生し、長さ5~8センチの卵状披針形で、基部は膜質の鞘になって茎を抱きます。 ☆ツユクサは、葉と対生して2枚貝のような苞葉に包まれた花序を出します。 ☆ツユクサの花のつくりは、花びら(内花被片)は3枚で、上の2枚は大きく鮮やかな青色でよく目立ち、下の1枚は小さく白色です。 ☆ツユクサの花は、一般的に花びらと言われている内花被片の外側に半透明の外花被片(萼片に由来)が3枚あります。花を上から見ると、2枚貝のような苞葉と2枚の青色の花びらの間に半透明の3枚の外花被片が見えます。 ☆ツユクサの花は、雄蕊が6本で、上の3本は花糸が短く黄色い葯があり、真ん中の1本は人字型の葯を持っていますが、この4本は葯が退化変形した仮雄蕊(かゆうずい)です。下の2本の雄蕊は、花糸が長く楕円形の葯があります。雌蕊は、下の2本の雄蕊とほぼ同じ長さで1本です。 ☆雄蕊6本のうち雌蕊花柱とともに長く突き出ている2本だけが完全で花粉を出し、上にある3本は葯が鮮黄色でよく目立ちますが花粉を出しません。真ん中の1本は、葯が矢じり形で少し花粉を出すそうです。ツユクサは、花が閉じる時に、ほぼ同じ長さの雌蕊と雄蕊がクルクルと丸まりながら縮んでいき、受粉します。花粉を運んでくれる昆虫が来なくても、自分で花粉を雌蕊に付けることができるそうです。 ☆ツユクサ(露草)の名は、朝咲いた花が昼にはしぼんでしまうので、朝露を連想して露草と名付けられた説があるそうです。また、ツユクサは、万葉集などでは「月草」の表記が多く、「ツキクサ」が転じてツユクサになったという説もあるそうです。 ☆ツユクサの花言葉は、「尊敬」「恋の心変わり」「敬われぬ愛」「わずかな楽しみ」「小夜曲」「なつかしい関係」などだそうです。「尊敬」という花言葉は、澄んだ青色の花から連想されるイメージでつけられているそうです。また、「恋の心変わり」「敬われぬ愛」「わずかな楽しみ」「小夜曲」などは、朝から咲いて夕方までしか花がもたず、花の命が短いことからつけられたようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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