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テーマ:楽天写真館(356024)
カテゴリ:山野草
☆8月12日から14日まで、新潟県県新潟市北区に行きました。新たな植物との出合いもありました。新潟市北区での自然観察を紹介してきました。道端に咲いていたハルシャギクの花です。(2017年8月13日撮影)。
☆ハルシャギクは、北アメリカ原産で明治時代に観賞用として渡来したキク科ハルシャギク属の帰化植物です。園芸植物でしたが、全国的に広く野生化しています。茎は高さが60~120センチです。 ☆ハルシャギクの舌状花は8個内外で、上半部が黄色、中心部が紫褐色のものが多いそうです。筒状花は暗赤褐色です。 ☆ハルシャギクは、キク科の植物で、雄性先熟の花です。この花は咲き始めの雄性期の花で、ピンク色で先端が浅く5つに分かれている筒状花の花冠から、雄蕊の葯が合着して筒状になった濃紫色の集約雄蕊が伸びてきています。 ☆この花は、開花して時間が経過して、花の中央部分は雄性期ですが、周りは雌性期に移行してきており、集約雄蕊の中から柱頭が2つに分かれているオレンジ色の雌蕊花柱が伸びています。 ☆この花は、真ん中の一部の筒状花を除いて雌性期に移行している花です。ほとんどの筒状花からオレンジ色の雌蕊花柱が伸びています。 ☆ハルシャギク(波斯菊)の名のハルシャ(波斯)は、ペルシャのことだそうです。北アメリカ原産なのにペルシャの名。外国から来たということでペルシャの名がついたのでしょうか、それとも花のイメージからペルシャの名がついたのでしょうか、由来はわからないそうです。花の中心が濃紅色で周辺は黄色の蛇の目模様であり、別名のジャノメソウ(蛇目草)の由来となっています。 ☆ハルシャギクの花言葉は、「一目惚れ」「上機嫌」「陽気」「夏の思い出」「上流への憧憬」などだそうです。「一目惚れ」は花の中心部の赤い部分が目のようで見つめられているように見えることに由来し、「上機嫌」「陽気」は黄色という明るい色の花のために生まれた花言葉だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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