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カテゴリ:山野草
☆「高尾山での自然観察」(9月8日~24日)、「秋の高尾山での自然観察」(10月9日~21日)に続き、高尾山での自然観察の第3弾として、「秋の高尾山での自然観察(続き)」を連載しています。ヤマクルマバナの花です。(2017年9月14日撮影)。
☆ヤマクルマバナは、北海道から九州の山野の道端などに生えるシソ科トウバナ属の多年草です。当初、クルマバナかと思いましたが、クルマバナは萼片が紅紫色を帯びますが、萼片が緑色なのでヤマクルマバナと判断しました。ヤマクルマバナは、茎は倒れぎみに斜上し、全体に軟弱で毛が多いそうです。 ☆ヤマクルマバナは、数段の仮輪に密集して多数の花がつきます。 ☆ヤマクルマバナの萼は、緑色で長い開出毛があります。萼歯は5個で、上側の3個は小さく、下側の2個は細く尖っています。 ☆ヤマクルマバナの萼筒には、緑色のスジが見え、長い開出毛があります。下側の2個の萼歯の先は細く尖っているのがわかります。花は、萼を含めて長さ約6ミリです。 ☆ヤマクルマバナの花は、シソ科に共通の唇形花で、上唇は浅く2つに分かれ、下唇は大きく3つに分かれています。下唇の内側には、毛状の突起が密生しているのがわかります。花冠の内側には、紫色の斑点が見えます。 ☆ヤマクルマバナ(山車花)の名は、山地に生え、花が車状に輪生することに由来します。 ☆ヤマクルマバナの花言葉は見つかりませんでした。なお、クルマバナの花言葉は「悲しくそして美しく」「臨機応変」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.21 06:00:17
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