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テーマ:楽天写真館(356037)
カテゴリ:山野草
☆9月25日から28日まで、静岡県富士宮市へ行きました。田貫湖周辺などで自然観察をしました。静岡県富士宮市での自然観察を紹介しています。オニドコロの花と果実です。(2017年9月26日撮影)。
☆オニドコロは、日本全土の山野に生えるヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草です。オニドコロは雌雄異株で、雄花序は直立し、雌花序は垂れ下がっています。 ☆オニドコロの葉は互生し、長さ、幅とも5~12センチの円心形から三角状心形で、先は長く尖っています。葉柄は長さ3~7センチで、基部に珠芽(むかご)はつきません。 ☆オニドコロの雌花序は、葉腋から垂れ下がります。花の付け根の実に3つの翼があります。 ☆これは、2年前に撮影したオニドコロの雌花です。オニドコロの雌花は、淡緑色の花被片が6枚、退化した雄蕊が6本、雌蕊は1本で花柱の先端は3つに分かれています。(2015年7月23日撮影)。 ☆これは、2年前に撮影したオニドコロの雄花です。オニドコロの雄花序は葉腋から直立し、淡緑色の小さな花をつけます。雄花序は直立すると言いますが、垂れ下がっているものもあります。(2015年7月23日撮影)。 ☆オニドコロの雄花には、淡緑色の花被片が6枚、雄蕊が6本あります。(2015年7月23日撮影)。 ☆オニドコロの果実は、上向きです。先に開花したものから順に3つの翼が成長し、実が大きくなっていきます。この次第に大きくなった3つの翼は、晩秋から冬にも淡褐色になったまま残っているので結構目立ちます。 ☆オニドコロ(鬼野老)の名は、ひげ根が多い根を、海の老人「海老(エビ)」に対して野の老人「野老(トコロ)」に例え、同じ仲間の中で葉が大きいことから「鬼」がついてオニドコロになったそうです。 ☆オニドコロの花言葉は、「子だくさん」だそうです。雄花序・雌花序ともに、たくさんの花が咲き、たくさんの果実ができることから名づけられたのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.29 05:00:17
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