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テーマ:楽天写真館(356034)
カテゴリ:山野草
☆9月25日から28日まで、静岡県富士宮市へ行きました。田貫湖周辺などで自然観察をしました。静岡県富士宮市での自然観察を紹介しています。ダイコンソウの花と果実です。(2017年9月26日撮影)。
☆ダイコンソウは、北海道南部から九州の丘陵地、山地の林下や谷川のヘリなどに多いバラ科ダイコンソウ属の多年草です。茎の高さは、50~80センチです。ダイコンソウについては、11月6日の日記「ダイコンソウの花と果実。【秋の高尾山での自然観察(続き)・その16】」で紹介していますので、重複している記事があることをお断りしておきます。 ☆ダイコンソウの根生葉は羽状複葉で茎葉は3つに分かれているそうですが、上部の葉は単葉です。葉や花茎の付け根には、托葉があります。 ☆ダイコンソウの萼片は5枚で、花時には後ろに反曲しています。萼片と小花柄には、短毛が密生しています。 ☆ダイコンソウの花は、黄色の5弁花で直径1.5~2センチ。雄蕊と雌蕊は多数あり、雌蕊の花柱には関節があり、ここでねじれているそうです。 ☆ダイコンソウの花は、花の後に花柱が伸びてS字形に曲がります。 ☆先端の柱頭は、子房の成熟後に脱落し、先がカギ形に曲がったそう果になります。「そう果」とは、薄くてかたい果皮の中に一つの種子が包まれている果実で、果皮と種皮が密着しているので一見すると種子のように見えますが、果実の一種だそうです。 ☆よく見ると、先端に短毛が生えた柱頭が見え、これが脱落すると先がカギ形に曲がったそう果になることがよくわかります。 ☆ダイコンソウ(大根草)の名は、根出葉の小葉が大小交互してつくようすが 、アブラナ科のダイコン(大根)の葉に似ていることからつけられたそうです。 ☆ダイコンソウの花言葉は、「前途洋々」「希望にあふれる」「満ちた希望」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.04 05:00:11
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