9828190 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

しろうと自然科学者の自然観察日記

しろうと自然科学者の自然観察日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Calendar

Profile

しろうと自然科学者

しろうと自然科学者

Comments

Favorite Blog

菜園ニュース11月3日… New! ★黒鯛ちゃんさん

野鳥 比叡山延暦寺… New! himekyonさん

近大薬用植物園で見… だいちゃん0204さん

斑入りのシュウメイ… hiromomoさん

Keyword Search

▼キーワード検索

2017.12.16
XML
カテゴリ:山野草
☆9月25日から28日まで、静岡県富士宮市へ行きました。田貫湖周辺などで自然観察をしました。静岡県富士宮市での自然観察を紹介しています。ヒヨドリバナの花です。(2017年9月26日撮影)。
  • ヒヨドリバナ01.jpg

☆ヒヨドリバナは、北海道から九州の山地に生えるキク科ヒヨドリバナ属の多年草です。ヒヨドリバナについては、2月3日の日記「ヒヨドリバナ【裏磐梯での自然観察 その23】」で紹介していますので、重複している記事があることをお断りしておきます。
  • ヒヨドリバナ02.jpg

☆ヒヨドリバナの葉は対生し、短柄があります。
  • ヒヨドリバナ03.jpg

☆ヒヨドリバナの葉は、卵状長楕円形で短柄があり、長さは10~18センチ、先は短くとがっています。表面に短毛があるそうですが、写真でも葉の周りの短毛が確認できます。
  • ヒヨドリバナ04.jpg

☆拡大して見ると、葉の周りの短毛が確認できるとともに、茎に縮れた短毛があるのも確認できます。
  • ヒヨドリバナ05.jpg

☆ヒヨドリバナの頭花は、茎の先端に散房状につきます。
  • ヒヨドリバナ06.jpg

☆ヒヨドリバナは、分かれているそれぞれの枝先に7個の頭花があります。
  • ヒヨドリバナ07.jpg

☆よく見ると、1個の頭花は5個の白色の筒状花の集まりであることがわかります。蕾で花冠が開いていないもの、花冠の先端が5つに分かれ始めたもの、花冠が浅く5つに分かれて開き集約雄蕊の中から花柱が2つに分かれて長く伸び出しているものが見えます。
  • ヒヨドリバナ08.jpg

☆ヒヨドリバナの筒状花の花冠は、先が浅く5つに分かれ、花柱が2つに分かれて長く伸び出しています。
  • ヒヨドリバナ09.jpg

☆よく見ると、花冠の周りに冠毛が見えているようです。
  • ヒヨドリバナ10.jpg

☆ヒヨドリバナ(鵯花)の名は、「野鳥のヒヨドリが山から里に下りてきて鳴くころに咲くからという説明がされていますが、ヒヨドリの鳴き声をよく聞くのは晩秋から冬なので無理があるようです」という考え方に共感していました。さらに調べてみると、飛びだしはじめた種子にびっしりと綿毛がついており、火をおこす時に乾かした花柄綿毛をつかった「火取り花(ひどりばな)」だったので転じてヒヨドリバナになったという説がありました。
  • ヒヨドリバナ11.jpg

☆ヒヨドリバナの花言葉は、「清楚」「期待」「延期」などです。「清楚」は「秋の野山などで白い小花が集まって咲く花の落ちついた美しさからつけられたのでしょう」という説明が、「期待」「延期」は「たくさんの小さな花が少しずつ咲いていく様子からつけられています」という説明がありました。
  • ヒヨドリバナ12.jpg





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.12.16 06:02:05
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X