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テーマ:楽天写真館(356019)
カテゴリ:山野草
☆9月25日から28日まで、静岡県富士宮市へ行きました。田貫湖周辺などで自然観察をしました。静岡県富士宮市での自然観察を紹介しています。ヒヨドリバナの花です。(2017年9月26日撮影)。
☆ヒヨドリバナは、北海道から九州の山地に生えるキク科ヒヨドリバナ属の多年草です。ヒヨドリバナについては、2月3日の日記「ヒヨドリバナ【裏磐梯での自然観察 その23】」で紹介していますので、重複している記事があることをお断りしておきます。 ☆ヒヨドリバナの葉は対生し、短柄があります。 ☆ヒヨドリバナの葉は、卵状長楕円形で短柄があり、長さは10~18センチ、先は短くとがっています。表面に短毛があるそうですが、写真でも葉の周りの短毛が確認できます。 ☆拡大して見ると、葉の周りの短毛が確認できるとともに、茎に縮れた短毛があるのも確認できます。 ☆ヒヨドリバナの頭花は、茎の先端に散房状につきます。 ☆ヒヨドリバナは、分かれているそれぞれの枝先に7個の頭花があります。 ☆よく見ると、1個の頭花は5個の白色の筒状花の集まりであることがわかります。蕾で花冠が開いていないもの、花冠の先端が5つに分かれ始めたもの、花冠が浅く5つに分かれて開き集約雄蕊の中から花柱が2つに分かれて長く伸び出しているものが見えます。 ☆ヒヨドリバナの筒状花の花冠は、先が浅く5つに分かれ、花柱が2つに分かれて長く伸び出しています。 ☆よく見ると、花冠の周りに冠毛が見えているようです。 ☆ヒヨドリバナ(鵯花)の名は、「野鳥のヒヨドリが山から里に下りてきて鳴くころに咲くからという説明がされていますが、ヒヨドリの鳴き声をよく聞くのは晩秋から冬なので無理があるようです」という考え方に共感していました。さらに調べてみると、飛びだしはじめた種子にびっしりと綿毛がついており、火をおこす時に乾かした花柄綿毛をつかった「火取り花(ひどりばな)」だったので転じてヒヨドリバナになったという説がありました。 ☆ヒヨドリバナの花言葉は、「清楚」「期待」「延期」などです。「清楚」は「秋の野山などで白い小花が集まって咲く花の落ちついた美しさからつけられたのでしょう」という説明が、「期待」「延期」は「たくさんの小さな花が少しずつ咲いていく様子からつけられています」という説明がありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.16 06:02:05
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