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カテゴリ:山野草
☆9月30日、立川市の生涯学習・たちかわ市民交流大学市民推進委員会主催の講座「散歩が楽しくなる植物観察入門3 東京の公園めぐり」の4回目「都会の公園・水辺の植物」に、共同企画者として参加しました。新たな植物との出合いもありました。上野公園での自然観察を紹介しています。ハスと果実です。(2017年9月30日撮影)。
☆ハスは、ハス科ハス属の多年草(多年性水生植物)です。日本では各地で栽培されていますが、自生はなく、古く中国より渡来したものとされています。しかし、中生代白亜紀の終わり頃から化石が知られており、かつて日本に自生があったようです。 ☆ハスの葉は根生し、長い葉柄があり、水上に抜き出ています。葉身は、円形です。 ☆ハスは、7月から8月に長い花柄が水上に抜き出て、紅色、紅紫、白色などの大きく美しい花をつけます。ハスの果実は、如雨露(じょうろ)の口のような形の花床(花托)に埋まるようにできます。 ☆よく見ると、花床の中に果実が残っているようです。ハスの果実は楕円形のそう果で、果皮が堅い種子が1個入っています。「そう果」とは、薄くてかたい果皮の中に一つの種子が包まれている果実で、果皮と種皮が密着しているので一見すると種子のように見えますが、果実の一種だそうです。 ☆ハス(蓮)の名は、花托に多数の穴が開いているのが蜂の巣のようなので「蜂巣(はちす)」と呼ばれ、それが変化してハスと呼ばれるようになったそうです。ハス(蓮)は、「連なってたくさんの実をつける」特徴があったので、「つらなる」を意味する「連」と「草冠(くさかんむり)」をあわせて「蓮」とされたそうです。 ☆ハスの花言葉は、「離れゆく愛」「雄弁」「清らかな心」「神聖」「救ってください」「沈着」などだそうです。蓮は、仏教とかかわりの深い花として有名で、アジアの多くの国の国花となっており、花言葉もお釈迦様の逸話に由来しているものが多いそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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