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テーマ:楽天写真館(356025)
カテゴリ:山野草
☆昨年10月9日から11日まで、福島県の裏磐梯に行きました。秋の裏磐梯での自然観察を紹介しています。アメリカセンダングサの花です。(2017年10月10日撮影)。
☆アメリカセンダングサは、北アメリカ原産で日本には大正時代に渡来し、北海道から沖縄の湿った土地や道ばたに生えるキク科センダングサ属の1年草です。 ☆アメリカセンダングサの茎は暗紫色で、4稜があって角ばり、高さ0.5~1.5メートルになります。 ☆アメリカセンダングサの葉は対生で、長い柄があって、3~5(7)小葉の複葉です。 ☆アメリカセンダングサの小葉は、長さ3~13センチの卵状披針形で先が尖り、縁には大きさが揃った三角形の鋸歯があります。 ☆アメリカセンダングサの頭花は黄色で、上部の枝先に1個ずつつきます。 ☆アメリカセンダングサの頭花は、筒状花のみで、葉状の総苞が花を取り囲んでいます。総苞片は6~12個あり、葉のように大きくて目立ちます。 ☆10月上旬でしたので、アメリカセンダングサ花は若い果実になってきており、ひっつき虫になる2本の冠毛が見えてきています。 ☆よく見ると、冠毛には下向きの刺があるのがわかります。 ☆アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)の名は、アメリカ原産であること、センダングサ(栴檀草)は葉がセンダン(栴檀)に似ていることから名づけられたそうです。センダン(栴檀)の葉は互生、2~3回羽状複葉で小葉は卵形または卵状長楕円形で、縁には鈍い鋸歯があります。センダングサとセンダンの葉は、ともに羽状複葉で小葉は卵形または卵状長楕円形、縁には鋸歯があるところが似ているようです。 ☆アメリカセンダングサの花言葉は、「近寄らないで」と「陽気で騒がしい」だそうです。「近寄らないで」は「ひっつき虫」と呼ばれる種が服に付くと取りにくいため、陽気で騒がしい」はアメリカが陽気で騒がしいイメージがあることに由来するそうです。しろうと自然科学者は、「近寄らないで」に共感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.04 05:00:10
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