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テーマ:楽天写真館(356025)
カテゴリ:山野草
☆昨年10月9日から11日まで、福島県の裏磐梯に行きました。秋の裏磐梯での自然観察を紹介しています。アラゲハンゴンソウの花です。(2017年10月10日撮影)。
☆アラゲハンゴンソウは、北アメリカ原産の帰化植物で、第2次世界大戦以前から北海道の牧場で知られており、今では全国に広がったキク科オオハンゴンソウ属の越年草です。越年草とは、秋に発芽し越冬し翌年に花が咲いて枯れる二年生植物のことです。 ☆アラゲハンゴンソウは、茎はまばらに分岐し、高さ90センチほどになります。 ☆アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草、粗毛反魂草)の名の通り、茎や葉に粗い剛毛が密に生えています。葉は長楕円形で、茎の上部のものは無柄で互生しています。 ☆アラゲハンゴンソウは、直径7センチほどの頭状花を花茎の先に付け、舌状花は黄色で14枚前後だそうですが、この写真では8枚です。萼片にも粗い剛毛が密に生えているのがわかります。 ☆舌状花の数は変異があるようで、こちらの花も舌状花は8枚です。アラゲハンゴンソウの筒状花は、暗紫色で円錐形の花床についています。 ☆前年の2016年に同じ場所で撮影したアラゲハンゴンソウの花です。舌状花は、10~15枚ほどありました。(2016年8月1日撮影)。 ☆アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草、粗毛反魂草)の名は、茎や葉に粗い剛毛があるハンゴンソウ(反魂草)です。日本に自生するハンゴンソウ(反魂草)の名は、「反魂」は魂を呼び戻すことで、手のひらのように裂けた葉が下を向き幽霊の手を連想させることから名付けられた説や、死線をさまよっていた者がこの薬草で助かり魂を戻らせたという説があるそうです。 ☆アラゲハンゴンソウの花言葉は、「正義」「公正」「正しい選択」などがあるそうです。いったいどんな由来があるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.05 05:00:14
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