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テーマ:楽天写真館(356043)
カテゴリ:山野草
☆昨年10月9日から11日まで、福島県の裏磐梯に行きました。秋の裏磐梯での自然観察を紹介しています。ヌスビトハギの果実です。(2017年10月10日撮影)。
☆ヌスビトハギは、北海道から九州の山地や藪かげに生えるマメ科ヌスビトハギ属の多年草です。花は、まばらな長い総状花序を作って咲きます。6~8ミリの柄のある果実は、種子1個を含む節に分かれる節果で、普通は2節からできています。それぞれの節は偏平で半円形、間は大きくくびれ、折れたように曲がるのが普通です。 ☆ヌスビトハギの果実は「ひっつき虫」で、果実の表面には先が鉤状に曲がった微細な毛が密にあり、衣服にひっつきます。散歩の途中で、ズボンについていたヌスビトハギの「ひっつき虫」です。 ☆ヌスビトハギの果実には、表面に曲がった毛が密生するというのですが、写真ではわかりません。確かに、ズボンにはついているのですが。 ☆ヌスビトハギの果実の中には、6ミリ程度の腎臓形の種子が入っているそうです。 ☆2016年8月に撮影したヌスビトハギの花です。ヌスビトハギ花は、淡紅色で細長い花序にまばらにつき、長さ3~4ミリ程度です。ヌスビトハギの花は、旗弁は円く直立し、竜骨弁は小さく淡色、翼弁は淡紅色で前に突き出しています。(2016年8月1日撮影)。 ☆2016年8月に撮影したヌスビトハギの果実です。果実の先端には曲がった刺があり、刺にも鉤状の微細な毛があるそうです。(2016年8月1日撮影)。 ☆ヌスビトハギについては、「ヌスビトハギ【裏磐梯での自然観察 その19】」(2016年1月26日の日記)で紹介しました。 ◎ヌスビトハギ【裏磐梯での自然観察 その19】。(2016年1月26日の日記)。 http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20160126/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.21 05:00:12
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