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カテゴリ:山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年7カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[7]】はキク科アザミ属の植物です。第6回は、キセルアザミ(マアザミ)です。(2012年9月14日撮影)。
☆キセルアザミは、本州・四国・九州の湿地に生えるキク科アザミ属の多年草です。茎の高さは、50センチ~1メートルです。 ☆キセルアザミの茎葉は少なくて小さく、葉身は羽状に裂けています。 ☆キセルアザミの花期は9~10月で、茎の先にキセルのように下向きに花をつけます。花の後は、上向きになるそうです。 ☆キセルアザミの総苞は、鐘形から筒形で、総苞片は8~10列あります。 ☆キセルアザミの頭状花序は、全て筒状花です。 ☆キセルアザミ(煙管薊)の名は、長い花茎の先に頭花がうつむき加減につく様子が煙管に似ていることから名づけられました。別名はマアザミ(真薊)で、若い葉を食用にすることから「真のアザミ」という意味だそうです。 ☆アザミは、トゲを意味する「アザ」に植物名に多い接尾語「ミ」が付いたという説、トゲが多いことから「驚き呆れる、傷む、傷ましい」の意味の「あざむ」に由来する説などがあるそうです。漢字の「薊」は、「草冠+魚+刀」からなる字で「魚」はトゲトゲした骨があることを表し、トゲがあって刀のように刺す草を表しているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.13 19:47:56
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