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カテゴリ:山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年7カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[7]】はキク科アザミ属の植物です。第8回は、キツネアザミです。(2013年4月26日撮影)。
☆キツネアザミは、本州から沖縄の道端や田畑に生えるキク科キツネアザミ属の越年草です。キツネアザミは、アザミのような多年草・宿根草ではないので、毎年咲く場所を変えるそうです。(2016年4月26日撮影)。 ☆キツネアザミの草丈は、60~90センチです。キツネアザミは、古い時代に農耕とともに中国か朝鮮から入ってきたと考えられているそうです。(2016年4月26日撮影)。 ☆キツネアザミの葉は、羽状に切れ込んでいます。アザミのような棘はありません。(2013年4月24日撮影)。 ☆キツネアザミの花期は、4~6月です。すっと立った茎の上部が枝分かれし、枝先に紫色のつぼみがたくさんついています。(2016年4月26日撮影)。 ☆総苞は球形で、総苞片は8列に並び、外片の背部に紅紫色のとさか状の突起があります。(2013年4月24日撮影)。 ☆キツネアザミの花は、先端から薄紅紫色の筒状花がこぼれるかのように咲いています。(2016年4月26日撮影)。 ☆キツネアザミ(狐薊)の名は、花の姿がアザミに似ているが、アザミと違って葉は柔らかくトゲも無く、キツネにだまされるということから。地方によっては、猟師に追われた狐が、アザミに化ける時に慌てたのでトゲを付けるのを忘れたと言う伝承もあるとのこと。(2016年4月26日撮影)。 ☆キツネアザミの花言葉は、「嘘は嫌い」だそうです。名前の由来と関係があるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.15 20:35:55
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