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カテゴリ:山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて7年、連載は連続2,500回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[23]】はキンポウゲ科の植物です。第24回は、ミスミソウの花です。(2014年4月27日撮影)。
☆ミスミソウは、本州中部地方以西から九州北部の落葉広葉樹林の林床に生えるキンポウゲ科ミスミソウ属の耐寒性常緑多年草です。(2014年4月27日撮影)。 ☆ミスミソウの葉は常緑で、三角形に近く3つに分かれています。葉には、長い白毛があります。(2014年4月27日撮影)。 ☆ミスミソウの花期は3~4月で、高さ10~15センチの花茎を伸ばし、直径1~1.5センチの花を咲かせます。(2014年4月27日撮影)。 ☆ミスミソウの花は、花びらのように見えるのは萼片で、変異が多く、数は6~10枚です。萼片の形は、卵状披針形、線状披針形、披針形、長楕円形などさまざまです。萼片の色は、白色、淡青色、淡紫色、淡紅色などです。雄蕊の色も、さまざまです。この花の萼片は8枚で、形は幅広の長楕円形で色は淡紅色です。雄蕊の葯も、淡紅色です。(2018年3月24日撮影)。 ☆こちらの花の萼片は7枚で、形は細めの長楕円形で色は淡青紫色です。雄蕊の葯も、淡青紫色です。(2014年4月27日撮影)。 ☆雌蕊と雄蕊を観察してみました。この花は、雌蕊・雄蕊ともに30本ほどあります。(2018年3月24日撮影)。 ☆こちらの花は、雌蕊が15本、雄蕊が30本ほどあります。(2014年4月27日撮影)。 ☆ミスミソウ(三角草)の名は、葉が三角形で浅く3つに分かれていることに由来します。別名のユキワリソウ(雪割草)の名は、雪の下でも常緑であり、雪が残っている季節に雪を割るようにして地面から伸ばした茎の先に白色の小さな花を咲かせることに由来するそうです。(2014年4月27日撮影)。 ☆ミスミソウの花言葉は、「自信」「はにかみ屋」だそうです。「自信」は寒さに負けず厳しい冬を乗り切って咲くことに由来するといわれ、「はにかみ屋」は雪の下から恥ずかしげに顔をのぞかせることに由来するそうです。(2018年3月24日撮影)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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