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テーマ:楽天写真館(356043)
カテゴリ:山野草
☆8月22日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(15回目)に行きました。その内容を紹介しています。ナガバハエドクソウの花です。(2019年8月22日撮影)。
☆ナガバハエドクソウは、北海道から九州の山野の林に生えるハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草です。草丈は、30~70センチです。なお、日本には、ハエドクソウとナガバハエドクソウの2種があり品種(または変種)に分類されています。 ☆ナガバハエドクソウの葉は茎の下の方にまとまってついており対生、荒い鋸歯のある長卵形~長楕円形、基部はくさび形です。ハエドクソウに比べて葉が細長く、葉柄が短いのが特徴です。 ☆ナガバハエドクソウの花期は6~8月で、長さ10~20センチの穂状花序に対生する花をまばらに付けます。白色から淡紅色を帯びる唇形花を、下から順に咲かせます。ナガバハエドクソウ花冠は筒状の唇形花で、上唇は直立して先端が大きく2つに分かれており、下唇は広く開いて3つに分かれています。大きく2つに分かれている上唇の両側は、肩状になっていません。 ☆こちらは、ハエドクソウの花です。ハエドクソウの花の特徴は、上唇の先が浅く2つに分かれ、その両サイドが肩状に広くなっていることです。 ☆ナガバハエドクソウの花は、蕾の時は上向きで、開花すると横向きになり、果実になると下向きになります。 ☆ナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)の名は、文字通り葉が細長いハエドクソウ(蠅毒草)です。 【追記】9月初め、上唇は直立して先端が大きく2つに分かれており、大きく2つに分かれている上唇の両側が肩状になっていないナガバハエドクソウの花の特徴がよくわかる写真を撮影できました。(2019年9月6日撮影)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.20 05:04:14
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