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テーマ:楽天写真館(356035)
カテゴリ:山野草
☆9月6日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(16回目)に行きました。その内容を紹介しています。ウマノミツバの花と果実です。(2019年9月6日撮影、なお花の写真は7月31日撮影)。
☆ウマノミツバは、北海道から本州の山地の林内に生えるセリ科ウマノミツバ属の多年草です。 ☆ウマノミツバの茎は、直立して枝を分け、高さ30~120センチになります。 ☆葉は3つの小葉に分かれ、側小葉はさらに2つに分かれます。 ☆ウマノミツバの花期は7~9月で、茎頂に小型の散形花序を集散状につけます。複散形花序には、花を6~10個つけます。 ☆それぞれの花序には、3~4個の無柄の両性花と3~7個の雄花が混生します。中央に両性花、周辺に雄花をつけます。花は白色で、外側にある雄花を見ると、雄花は子房がないため小さく目立ちませんが、5枚の花弁が内側に曲がっているのがわかります。雄蕊は5個です。中央に見える両性花は、子房にかぎ状毛が密生しています。 ☆果実は2個の分果が合わさっており、それぞれの分果の先端に、大きく湾曲している花柱が見えます。 ☆ウマノミツバの果実には、かぎ状刺毛が密生しています。ウマノミツバの果実は、動物に果実を運ばせて生育範囲を広げる「引っ付き虫」です。 ☆ウマノミツバ(馬の三つ葉)の名は、ミツバ(三つ葉)が食用になるのに対して、食用にならず馬にでも食べさせるしかないことに由来します。 ☆ウマノミツバの花言葉は、見つかりませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.29 05:12:18
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