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テーマ:楽天写真館(356034)
カテゴリ:山野草
☆9月6日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(16回目)に行きました。その内容を紹介しています。オオヤマハコベの花です。(2019年9月6日撮影)。
☆オオヤマハコベは、本州(岩手県)から九州の山地の湿った林内に生えるナデシコ科ハコベ属の多年草です。 ☆茎は直立・斜上し、上部で枝を分け、草丈は40~120センチになります。 ☆オオヤマハコベの葉は対生し、無毛で柄がないかまたは短柄があり、長さ4~12センチ、幅1.5~3センチの長楕円状披針形です。先は細く尖り、縁は全縁で波打っています。 ☆オオヤマハコベは、茎の上部に集散状の円錐花序を出し、小さな白色の花をまばらにつけます。 ☆花柄や萼には、腺毛が密生しており、触ると少し粘つきます。花柄の付け根には、小さな苞があります。 ☆オオヤマハコベの花は、直径5~7ミリ、花弁は5個、花弁の先が中ほどまで切れ込み、あたかもカニのハサミのようにみえます。萼片は長さ5~6ミリで花弁より明瞭に長くなっています。雄蕊は5個、花弁より長く突き出ています。 ☆花柱は、線形で3個です。この写真でも、萼及び花柄に腺毛が密生するのがわかります。 ☆オオヤマハコベ(大山繁縷)の名は、文字通り大型で山に生えるハコベということに由来します。 ☆オオヤマハコベな花言葉は、見つかりませんでした。花弁の形が、カニのハサミを連想させる印象深い山野草です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.30 05:05:06
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