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テーマ:楽天写真館(356032)
カテゴリ:山野草
☆9月6日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(16回目)に行きました。その内容を紹介しています。カラスノゴマの花です。(2019年9月6日撮影)。
☆カラスノゴマは、本州(関東以西)から九州の畑や道ばたに生えるアオイ科カラスノゴマ属の1年草です。以前はシナノキ科に分類されていましたが、APG分類体系ではアオイ科に分類されました。 ☆茎は丸くて直立し、高さ30~60センチになります。 ☆カラスノゴマの葉は互生し、卵形で先はやや尖り、基部は円形または切形、長さ2~7センチ、幅2~4センチ、鈍い鋸歯があり、柄は長さ1~2センチです。 ☆カラスノゴマの花期は8~10月で、花は葉腋に1個ずつつきます。 ☆カラスノゴマの花柄は、長さ1.5~3センチです。5個の萼片は線状披針形で長さ6~8ミリ、先は尖り、後ろに反りかえっており、外面に星状毛があります。 ☆カラスノゴマの花のつくりは、5個の花弁、15個の雄蕊、5個の仮雄蕊、1個の雌蕊です。花弁の付け根にあり短い花糸と葯が見えるのが本来の雄蕊、中央の雌蕊を取り囲んでいる長いのが5個の仮雄蕊です。 ☆雄蕊15個は、外側から短雄蕊5個、中雄蕊5個、長雄蕊5個ですが、ばらつきもあるようです。5個の仮雄蕊は、中央の星状毛がある子房と雌蕊花柱を取り囲んでおり、雌蕊と同じくらいの長さです。 ☆カラスノゴマ(烏の胡麻)の名は、種子が小さく胡麻の実のような実をつけるが食べられないことから、「カラス」が付けられました。 ☆カラスノゴマの花言葉は、「情熱的な恋」「夫婦愛」ですが、どんな理由で名づけられたのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.10.02 05:19:34
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