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テーマ:楽天写真館(356024)
カテゴリ:山野草
☆9月12日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(17回目)に行きました。その内容を紹介しています。アズマヤマアザミの花です。(2019年9月12日撮影)。
☆アズマヤマアザミは、関東地方や中部地方(愛知県・長野県以東)の山地の沢沿いの林のふちや林内に生えるキク科アザミ属の多年草です。茎は直立し、高さは1.5メートル程度で、場合によっては2メートルにもなります。 ☆アズマヤマアザミの茎につく葉は、長さ約20センチで細長く、羽状に裂けて鋭く尖り縁にも刺があります。写真では、縁に刺があるのがわかります。 ☆この写真では、羽状に裂けた葉の先が鋭く尖っており、刺があるのがわかります。 ☆アズマヤマアザミの花期は、9~11月です。アズマヤマアザミの頭花は、茎の先端や葉腋に多数が穂状につきます。 ☆アズマヤマアザミの頭花は、無柄または短い柄があり、2~3個まとまって上向き又は斜め上向きにつきます。 ☆アズマヤマアザミの総苞は狭円筒形、長さ15~20ミリ、幅6~10ミリ、密にクモ毛があります。総苞片は11~12列、短く、わずかに反り返り、先に短い刺があります。 ☆アズマヤマアザミの筒状花をよく見ると、花冠が細長く5つに分かれているのがわかります。花冠の中から雄蕊の葯が集まり筒状になった集約雄蕊が伸びており、その中から雌蕊花柱がのびています。アズマヤマアザミの花は雄性先熟で、雄蕊が先に成熟して花粉を出し、その後雌蕊が花粉を押し出すように伸びてきます。 ☆アズマヤマアザミ(東山薊)の名は、四国や九州に分布するヤマアザミ(山薊)に対して関東地方に多いことから名付けられたそうです。アザミは、トゲを意味する「アザ」に植物名に多い接尾語「ミ」が付いたという説、トゲが多いことから「驚き呆れる、傷む、傷ましい」の意味の「あざむ」に由来する説などがあるそうです。漢字の「薊」は、「草冠+魚+刀」からなる字で「魚」はトゲトゲした骨があることを表し、トゲがあって刀のように刺す草を表しているそうです。 ☆アズマヤマアザミの花言葉は、「権威」「独立」「触れないで」「厳格」「復讐」などです。「権威」「独立」は、高さ1.5~2メートルの高さで花を咲かせている姿が凛としていることに由来するようにしろうと自然科学者には思えました。 [追記]9月下旬、アズマヤマアザミの観察を追加で行いました。(2019年9月23日撮影)。 ☆アズマヤマアザミの茎につく葉は、長さ約20センチで細長く、羽状に裂けて鋭く尖り縁にも刺があります。この写真では、羽状に裂けた葉の先が鋭く尖っており、刺があるのがわかります。 ☆アズマヤマアザミの頭花は、無柄または短い柄があり、2~3個まとまって上向き又は斜め上向きにつきます。 ☆アズマヤマアザミの筒状花をよく見ると、花冠が細長く5つに分かれているのがわかります。花冠の中から雄蕊の葯が集まり筒状になった集約雄蕊が伸びており、その中から雌蕊花柱がのびています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.10.13 05:21:20
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