怒涛の3日間
はぁ~、ほんっとに疲れ切りました。株式投資を始めて4年になりますが、こんなに疲労困憊したのは初めてです。株価ボードが夢にまででてくるなんて。。。ライブドアに強制捜査が入ったニュースを17日朝知り、さすがに株価は下落するとは思いましたが、一企業の問題ではと楽観視していました。前場こそ株価は下がったものの、後場になると持ち直したので、マーケットは冷静に判断しているとすっかり安心してしまったわたしはパソコンを閉じてお気楽にも野菜の種を買いに行ったんです。ルンルン気分で家に帰り、一休みなんぞして、再びパソコンを開いたのはすでに夕方になっていました。その間、とんでもないことになっていたなんて夢にも思っていません。本当は、この日が、処分売りをする大事な日だったというのに。ただ、わたしは基本的にローリスク、ローリターンの投資方法なので確定済みの損害額も数万ですみましたが、今年に入ってこつこつと積み上げた利益は、この2日間で全部吹っ飛んでしまいました。唯一救いだったのは、新興株の保有が少なかったこと、ライブドア関連の株式を保有していなかったことです。新聞には高齢の方が、ライブドア株を大量に保有していて巨額の損失を被るかもしれない旨の記事が載っていました。本当に気の毒なことです。わたしは2001年~2002年の株価下落を経験しているので、いつ下落がはじまってもいいようにリスク管理はしているつもりでした。それが昨今の株価上昇で、また株価の先高観が優勢を占めているこの状況の中ですっかり油断してしまっていました。まさに虚をつかれたという感じです。18日には株価下落にさらに拍車がかかり、「安いよ、安いよ!寄ってらっしゃい見てらっしゃい」のバーゲンセール状態にただもう静観しているしかなく、ブラックマンデーの再来か?とさえ思いました。でもこんな状況の中でも、下げない銘柄もあることから、やはり銘柄選びは大事だなーと実感しました。それにしてもライブドア株は数百円で買えるので、株主になっているのは投資の初心者も多かったのではないかと思います。もし初めて投資した先がライブドアだったりしたら、と思うと暗澹たる気もちになります。株主を守るのが我々の仕事と言っていた彼は、死者までだしてしまうこの状況にどう責任を果たしていくのでしょう。今回のことで、やっぱり株は怖いと敬遠されるとしたら残念なことですね。