久々の大きめ低気圧と、来週から新しい職場という狭間感からか、かなりの低空飛行気味。
台風は熱帯低気圧に変わったらしいけれど、気分が上がらない。
体のしんどさはない分、だいぶ丈夫になってきたってことかな。

アルバイトというスタイルは、精神衛生上、あんまりよろしくないっぽい。
その立場から、スペアなんていくらでも居る、誰でもいいのだと思い知らされている感が強い。
替わりがいくらでも居るのだという事を、強く感じさせられることで、
自分などいなくてもいいのだと、暗に示されているように感じてしまう。
気分は、椎名林檎の「同じ夜」。
久々にこんな気分になったよ・・・。
必要とされていたいと、つい思ってしまう、欲張りな自分。
前の職場だと、お客さんから求められることが多くて、そんなことすら意識にも上らなかったのに。
居ても居なくても変わらないなら、どうしてここに居るのだろう。
その問いが、また始まる。
しばらく考えずに済んでいたのに。
まだ、あくまで低空飛行なので、今は、音楽でなだめている。
沈み込まないように。

雨の日は嫌いじゃない。
家の中で聞く雨音は、なんとなくやさしいから。
でも、台風は勘弁だなぁ・・・。
大型低気圧なんて嫌いだ。
西行法師は、「花の下にて春死なん」って言ってたけど、
私は、雨の日がいいかなぁ。
誰も泣く人が居なくても、空が泣いてくれるから。

八重咲きの山吹は、何で咲くんだろう。
映日紅は、何故種の生らない花をつけるんだろう。
残すものがなくても、生きていくのは、何故だろう。
無心、というのがいいのかな。
何故、居ても居なくても変わらないなら、心があるんだろう。
何も思わなくて済むなら、そのまま生きてゆけるのに。
あるがままって、難しいなぁ。

自分の立ち位置を、しっかり固めていかなきゃだな。
方向性が見えてないからなんだと思うから。
心にも、北極星みたいなものがあればいいのに。