ここのところ、ママンにも内緒で、密かに悩んでいたことがありました。
母校（他県です）の図書館の司書の募集があったのです。
ただし、派遣で、待遇はあまり良くはなく。
でも、やりたかった医療系の図書もある図書館。
問い合わせてみました。
待ってる間が長かった・・・。
結局、もう決まった人がいて、それはダメだったんですが。
それを知らされた時、ホッとしている自分が居て。
その時、もしもこれで決まっていたら、
また同じ事を繰り返していたかもしれないなって思いました。
何の約束もなく、でも離れたくない気持ちがあって、
それでも、夢というものが遠くにあって、そこに行って。
あれをまた、繰り返そうとしていたのかなと、ふと思いました。
もしそうなら、また体を壊して戻ってくるハメになってたのでしょうね(＾＾；)

自分の心に正直に生きるというのは、
今の世の中だと、結構生きづらいものがあります。
利益を追求するような所に居ると、
「長いものには巻かれることを覚えた方がいいよ」
「上が右を向けと言ったら、右を向く。
　黒い物でも、白と言われれば、白なんだ」
我慢しようとしたけど、黒を白に・・・はどうしても出来ず、
結局、心の方が先に壊れてしまいました。
多分、心が不器用なんでしょうね。
まあ、そうやって生きてきて、良い事といえば、
明日死んでも、後悔だけは無い事でしょうか。
「そんなに不器用だと、生きにくいよ。
　曲がれとは言わないけど、流されることを覚えろよ」
そう言われたけれど、一朝一夕に変えられるものでもなく。
でも、心配して、言ってくれる人が居た。
それは、私の大切な財産です。
私って、人には恵まれてきたよなぁ。
大事にしたいと思います。

「そんなに真面目に生きてて、損ばっかりじゃない？
　誰も見てない所でまで頑張って、無駄じゃない？」
そう、別の人に呆れられつつ言われました。
あれですよ、「天知る地知る我知る（子知る）」。
なんぞ知るもの無しといわんや、です。
損だろうが、自分が正しいと思ってるからしてるだけ。
自己満とも偽善とも言われましたが、仕方ないです。
自分だけは、騙せませんから。
騙したところで、またきっと壊れるんでしょうね。

そうやって今日も、不器用に生きてます。