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2011年07月18日
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私はどこかがおかしいのかもしれない。

昨日、図書館で、ヘンリク・シェリングが弾く、
J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲をのCDを借りてきた。
それを聴いたのだけど・・・何も感じない。
本当に、『何も』。
好きとも、嫌い、とも、何にも感じない。
ただ流れていって、通り過ぎていっただけ、というか。
カタチが『美しい』というのは、分かる。
六角形や八角形が、『美しい』というのと同じように。
でも、心の表面が上滑りしているというか、
こんなにも何も感じないことが初めてで、怖くなった。
また、逆戻りしたんじゃないかって。
何も感じない、ただ外は外で、自分の中は波も風も立たないように。
「感動」も「熱」もない、あの頃に戻ったんじゃないかって。

思わず、グールドのバッハを聴いたら、
いつものようにあったかくなって、安心した。
鈍くなってるんじゃない、感じなくなったんじゃないって。

ヴァイオリンの音にだけ、こんなにも反応しないなんてことがあるんだろうか?
弦楽器なら、コントラバスやギターの音には反応するのに。好きなのに。
どこかやっぱり、おかしいのかな?
子供の頃に聴き過ぎて、麻痺しちゃったとか?
(親がヴィヴァルディの四季ばっか聴いてて、それにアルビノーニのアダージョが入ってた)
久々に、自分の感覚を疑ったというか、怖くなった。
もしかしたら、色々聴きすぎて、感動しなくなったのかと。
それって、すごく哀しいことだと思うのです。
何かを感じるから、生きてるという実感が湧くわけで。

前の、あの「鈍くなってる」というか、「膜が張ったような」というか、
あの感覚には、戻りたくないと、心のどこかが言っている気がする。
でも、いつまた戻るか分からない、そんな恐れのようなものもあって。
こういう、ネガティブさがイカンのだろうとは思うのだけど。
感動できるうちは、まだ大丈夫。
泣いた後に無理せず笑えるなら、大丈夫。
・・・ちょっとだけ弱音を吐いてみました。
しばらくは、バックハウスさんとグールドさんのピアノの音色に浸ってみます。





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最終更新日  2011年07月18日 15時27分07秒
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昊葵

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