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カテゴリ:鑑賞 etc
20世紀に活躍した最も独創的な画家のひとり――パウル・クレー展 へ行ってきました。 美術館は久しぶりです。 パウル・クレー。 名前だけは聞いたことありましたがどうしても観たいわけではなく、映画館とどちらへ行こうか迷っていた時、「樹上の処女」という作品が目に入りました。 何かの本で見た気がして。。 どこだったか、たしか明恵上人の本だったはずですが、本を開いて探しても見当たりませんでした。 樹上座禅像とダブっているだけなのか... 生涯で9600点もの作品を残したそうです。 そのうちの150点ほどが展示されています。 数年ぶりの美術館。 絵画を観るのも、映画を観るのも、あまり変わらないのかもしれません。 何かを感じようとして五感を研ぎ澄ませつつ、受身で居心地良い所を探す。 どういう感想を持つのかはやっぱり自分次第。 今回は久しぶりだったので、とにかく嬉しいひと時でした。 記号化された絵、とにかく抽象的な絵、茶目っけのある絵。 微笑ましいものが多い中、「樹上の処女」は一際存在感ありました。 初めての銅版画で、初期の頃の作品だそうです。 鑑賞後、一番気に入った作品のポストカードを買って帰ろうと思ったのですが、 「樹上の処女」は売っていなくて、次に気に入った「直線に半円」をチョイスしました。 なぜこの絵なのかは――自分でもよくわかりません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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