『LEPIDOPTERA 空を舞う昆虫たち、チョウとガの世界』 北海道大学総合博物館
北大博物館で、久しぶりにおもしろそうな特別展がはじまりました。「LEPIDOPTERA(レピドプテラ) 空を舞う昆虫たち、チョウとガの世界」展昆虫標本は、いまでも自宅に欲しいくらい、むかしから好き。“レピドプテラ”とは、チョウとガのなかま<鱗翅目>のラテン語だそう。札幌在住の青山慎一氏が所蔵し、北大に寄贈した、220箱13,600頭のチョウを、生物地理分布区別に紹介しています。 その数の多さは圧倒されるほど。うつくしいのひと言に尽きる、大小色とりどりの、チョウたち。そわそわと何度も行ったりきたりして、眺めました。 他の展示は、もう何度かみているのだけれど、それでも3階までぐるり一周してから博物館をあとに。 今日は、北大博物館まで、初めて自転車を漕いできてみたのでした。<札幌北広島自転車道路>と、名前は味気ない、主要道路からごく近しい場所に延々伸びる、全長21.2キロもあるサイクリングコースを使って。最寄りの道から入り、豊平川のあたりまでスムーズに、爽やかな道行。途中、ドリンクを飲んだり、案内標識を見たりしながら走って、一時間かけて着きました。そんなわけで、せっかく自転車だし、まだ午前だし、寄り道に北大植物園にも足をのばしてみました。いままで、一度くらい来たことある気がしていたのだけれど、はじめてでした。記憶にあるのは函館の植物園だった。札幌の街のど真ん中とはおもえない、鬱蒼とした木々に覆われている。しかも、地図がないと迷うくらい広い。季節柄か、修学旅行生たちの姿を、ちらほらと見かけました。ここの博物館がまたいい感じで、白を基調とした展示ケースのなかに、たくさんの動物標本の剥製が並んでいます。 ヤブヘビイチゴ紙を巻かれた鳥類はかわいかったし、ぺったんこのネズミもなかなかでした。 最高気温27度という予報どおりの好天。照りつける太陽のなか、帰路につきました。帰りは1時間ちょいで、到着。お尻とももが痛い。でも汗をかくのは気持ちいい。 また日和のいい日を選んで、でかけてみよう。つぎは、北広島に向かうコースが、かなりおすすめだそうなので、そちらへ。