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カテゴリ:鑑賞 etc
明日最終日ということで、行ってきました。 『FIX・MIX・MAX! 現代アートのフロントライン(最前線)』 どちらかといえば、古い絵画や彫刻を見るほうが身近だったけれど、こんなふうに、作者の方が会場に居て触れ合うことができる近代アートも、とってもいいものでした。 美術館で笑ったのは初めてかもしれません。 可笑しな作品が多く、意味不明なものもあり、驚かされるようなアイディアの空間もたくさんありました。 狭い闇の空間を巧く利用した入り口が、まず心を捉えます。 扉が開かれるたび、何があるものやらわからなくてドキドキして、まるで「注文の多い料理店」状態です。(そこまで扉の数は多くないけれど、) 入場者には美大生が多かった中、ひとりお坊さんもおられました。 きっとお世話になっているなんぜんたろうさんもこんな感じで鑑賞なさっているのかもしれないなと思いながら、観ておりました。 真っ暗い個室。外のような空間。 床には落ち葉が敷きつめられていていい匂いがします。 闇の中でスケッチする手だけがテーブルの上で光っていて、遠くには小さな月が出ているよう… 「黎明への深夜過ぎ」という、真砂雅喜さんの作品です。 手だけが出ているそのベンチの反対側には、蝋人形がひとりじっと座って暗い壁を見つめています。 と思ったけど、後からもう一度その空間へ入ってみるとなくなってる! 人形と思ったのは、鑑賞中の方だったんです。 近づいてまじまじと見つめていたのに、身じろぎひとつしないなんて、よっぽど作品の雰囲気に深く入り込んでいたのでしょうね。 驚きました。 それくらい何があるかわからない面白さがありました。 出口には、似顔絵で有名な黒田晃弘さん、京都在住のアーティスト祭太郎さん、そして高幹雄さんによる似顔絵コーナーがありました。 1000円で3人にそれぞれ似顔絵を描いてもらえるということで、すこし混んでいましたが、なかなかないチャンスなのでお願いしました。 真ん中が似顔絵のプロ黒田さんの作品、息子です。 右がわたし、左が娘。どちらも祭太郎さんの作品です。 似てるかなぁ。 相方が見て、祭さんの絵はどちらも娘だと思ったそうです。 私と知って大笑い。「ナナより幼い」と言っては笑っていました。 わたしも黒田さんに描いていただきたかったな~ 高さんの場所はちょっと混んでたので、祭太郎さん二枚になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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