日曜日、快晴のなか、午後からPMFコンサートへ行ってきました。
札幌芸術の森・野外ステージで3時開演。
この日、地下鉄が人身事故で止まって、真駒内までバスで行くことになってしまい完全遅刻でしたよ。。
着いた頃には、前半が終っていて休憩に入ったところ。ベートーヴェンは聴けませんでした。
気を取り直して、木陰の芝生に敷物を敷いたころ、後半開始。
楽曲は、サン=サーンスの小品と、ストラヴィンスキ-の『春の祭典』でした。
クラシック音楽に全く疎いのでパンフレットから引用させていただきますと
‘パリのシャンゼリゼ劇場で、音楽の凄まじさに観客が自制心を失い、大騒動を巻き起こした―――’
という伝説の曲。
そして ‘20世紀の音楽界最大の事件のひとつに相当する作品といっていい’そうです。
たしかに春の躍動感が伝わってきて、至るところで生命が息吹く様を感じました。
全楽器がそれぞれに鳴り、合わさって鳴る。その響きは強烈で、不協和音が鼓動を早めます。
眠たくなったころ、ドキリと起きてしまいそうな(笑)そんな曲でした。
野外なので、音はいたるところに逃げていくけれど、もしもこれが室内ホールなら、かなりドキドキとするような楽曲だったと思います。
ちょっと疲れたけれど、出掛けていってよかったなー。
やっぱりアンサンブルよりオーケストラがいい。