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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:ドイツ映画
カナダのピアニストであり作曲家であったグレン・グールド Glenn Herbert Gould(1932~1982)、27歳の時のドキュメ。 その変わった人物像と芸術性、特徴的な演奏スタイルは伝説となって、いまも新しいファンが増えているという。映像の中の27歳のグールドは人の気を逸らさない好青年だった。 聴くと古風な印象を受けるのは、大半がバロック音楽だからなのかも。 これといって苦労をしたとは思えないのに、晩年の写真はとても老けこんでしまい、50歳の若さで逝去。ここには27歳のグールドしかいなかったけれど、後年の姿にはほんとうに驚いてしまう。 演奏者と聴衆の平等、完璧主義な性格――演奏会を嫌い舞台から早々に身を引いたというグールド。個人的にはとても好きでした。 撮影 ウルフ・ケニッグ 出演・音楽 グレン・グールド (モノクロ/58分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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