2222661 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

行きかふ人も又

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Category

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2011.11.08
XML
カテゴリ:スペイン映画

336893_01_01_02.jpg


 フランスの古都ストラスブールを舞台に、美しく詩情豊かに、6年前に恋した女性を探し彷徨う男の姿を描く――。

出会った場所、街角のカフェに静かに腰を据えて、街ゆく人々のなかから、思い出の恋人を探す主人公。
手元には一冊のノート。白紙のページに彼が描く、カフェで過ごす美しい女性たちのスケッチが、シルビアの面影と重なって、芯の先からも、めくれる頁のあいだからも、思いのニュアンスが優しく匂った。
まるで主人公といっしょになってストラスブールを歩いたような、不思議な充足感に満たされる。
古都の情緒、光と影のモザイク模様。どこもかしこも美しい。

必死になって追いかけた女性が人違いだったとしても・・・この物語にはそれはどうでもいいこと。
静謐に再会への希求だけをつらまえるなら、切なさはいらない。
100%情感でできている、美しいとしか呼びようのない作品だった。

              
      
監督・脚本  ホセ・ルイス・ゲリン / 出演  グザヴィエ・ラフィット  ピラール・ロペス・デ・アジャラ
                (85min/スペイン=フランス合作)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.11.09 23:49:10
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X