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カテゴリ:食の安全
11月10日曇り時々雨、強風
2011年11月に石巻市の柿の木を剪定伐採した物をほだ木に 2012年3月殖菌 2012年9月に山に定植?野に放つ。 2012年11月、ナメコ、ヒラタケともに発生が認められたが僅か。 そして、2013年11月10日、今年はそれなりに発生。 先週もヒラタケは収穫出来たが来週までは発生が期待できそうだ。 茸と言えば「放射能」 昨年は発生量が少なく放射能検査の検体量に足りなかったが 今年は何とか千ミリリットル確保出来そうだ。 農業は時間が掛かる。気が長くないととてもやっていられない。 キノコは殖菌してから2年間 アスパラは3年 コンニャクは下手すると4年 果実は当たり前に3年~10年、樹木などはもっと長い。 しかも結果は出てみないと判らない。 そうして作った作物が放射能に汚染されて結果が出ても 食べられない。 或いは、山には入って取っていた山菜などは例年将来の分を 考えながら採取し、愛おしみながら築いてきた里山を汚染されて その営みを絶たれてしまう。 元に戻すことはその人の人生中には不可能であろう。 気長にのんびりとできる事をやるしかない。 高くなりすぎた柿の木を伐採、来年のほだ木にするために野に放置 ついていた柿の実を干し柿に。300個位あった。 一部はさわして、食後のデザート用。 昨年、この干し柿からは11Bq/kgの放射能を検出。 当然、今年も入っているでしょう。 ナメコもヒラタケもほだ木はこの柿の木。 再来週に検査を予定しているが「どんだけ」出るものやら。 先月、ガーデニングの趣味を持つ同級生が他界したが 死因は「癌」 生きる事への希望から、懸命に治療に臨んでいたが、最後に 会ったときには治療のために土にも触れないと言っていた事が心に残る。 試験栽培始めて三年目にして還暦間近の我が身としては、 農業を知るために残された時間があまりに少ない。 やれることは何でもしたいと改めて思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.11 20:51:14
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