|
カテゴリ:リノベーション
今回の改築(リノベーション)では、311の経験?を生かして
生活必要エネルギーの分散と非常時食品や必要最小限の日用雑貨品の保管場所に 重きを置いて、自分たちの年齢から将来引き継ぐであろう連中?の事や 見る事ができるかどうか分からないが、孫達の生活環境までを考慮に入れて設計した。 結果的に薪ストーブだけをお願いするつもりでいた工務店の理念と 我々の家(建築)に対するスタンスが共鳴したことで「建築工房零」にお願いする事にした。 改装前リビングの一角 基本的に暖房熱源は薪ストーブ一台きり、床は畳以外の場所は全て唐松単板 の無垢材フローリング。壁は廊下も含め居室全て「湯布珪藻土」の塗り壁 天井は居室一部を除き「湯布珪藻土」。 設備機器は基本的に全て一新。 昭和57年当時の断熱仕様(グラスウール50ミリ)にロックウール100ミリをプラス 解体してビックリ!25年前に丹秀工務店で増築した二階窓下は全ての部屋で断熱材が 入っていなかった!!実はこんな施工がまかり通っている。 天井の断熱材もロールのまま天井に放置してあったのを引き渡し後見つけてやり直し してもらった事もあり、今回は見積もりの対象にもしなかったがさもありなん。 皆さんご注意を。 シングルサッシをインナーサッシペアガラスを追加又はペアガラスLOWEのサッシに変更。 極力廃材を少なくするために建具類や吊り棚等はリメイク再利用を計り既存の家具類の 再配置を考えながら実施設計平面図を練り上げた。 予算は当初考えていた工務店から出ていたものを参考にしてクロスを珪藻土 フローリングを無垢にして、見た目豪壮な建具類は取りやめリメイクや再利用で 極力まかなう事で予算を圧縮、合意にこぎ着つけた。 因みに竣工価格は控えるが、Sビルドの同程度の新築注文住宅を解体処分並びに外構を 含めた金額にほぼ匹敵する金額になった。 多分、それなら解体新築の方が良かったのではないかと思う人がいると思うが おそらくは、リクシルビバが見積もりを出さなかったのもその辺りではないかと想像している。 リノベーションと新築が同程度の金額なら新築する方が得だと考えて、 見積もりしても無駄だと考えてのではないかと想像している。 ただ、何十件もハウスメーカーの建物を見学させてもらった結果、 予算の問題ではなくリノベーションに落ち着いたのはやはり、 33年間住み慣れた我が家に愛着があったのだろうと思うが、 何より見た目ばかりの内装や環境の本質を考えない住宅メーカーの態度に 嫌気が差したと言っても過言ではない。 次回から施工記録♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.27 22:50:43
コメント(0) | コメントを書く
[リノベーション] カテゴリの最新記事
|