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カテゴリ:食の安全
前回に続き、種採りの話。
ズッキーニもカボチャもナスも種採りは簡単。 と言うか、基本的に作物はすべてが種を採り、翌年使うことが出来ます。 今回はズッキーニとナスのご紹介。 ズッキーニもナスも一株に収穫せず最後まで育てる果実を残し、それから 種を採取します。 種用の果実は最後の最後に日陰で保存し干からびさせます。(下屋などに 放っておけば勝手にそうなりますが、乾燥し過ぎは発芽率が低下の原因に) 栄養繁殖の種芋などは原則、土中に埋めて保存します。 これは、前回紹介したオクラが発芽したのでご紹介します。 ここでは4本発芽しましたので、成長具合を見て、最初は競合生育を期待し2本仕立て、 良ければそのまま、生育が他の一本仕立てより遅ければ一本にします。 巨大化したズッキーニのミイラを壊すと、なかから綿に包まれた種が出てきます。 ズッキーニの種は薄いので、出来るだけ厚い物を採種します。 中心が厚く、端が二重線になっているものだけを次に植える種にします。 こちらは、ナスのミイラを縦に2つに割ったもの。 これも、種は綿に包まれています。 これを綿からこすぎ取り、厚くて大きい物をより取ります。 種は大きくても3ミリ程度ですが、一つの果実にかなり沢山ありますので 必要数の数倍を採取し、播種は適当に蒔いて、発芽後一本にします。 これでも、一本の果実の半分程度です。 これは栄養繁殖用の里芋の種芋 昨年収穫したものを大根などと共に土中に埋めて、必要時に掘り出して 料理に使い、春先まで残った物を納屋などに放置して芽が出たものを霜が降りなくなった頃 畑に直植えします。 生姜の種芋。 我が家では、種生姜は種やさんからは買いませんで、スーパー等の野菜売り場で 食用の生姜を購入し、温かい所に放置しておくとご覧のように芽が出てきますので それを畑に直植えします。 種やさんの種生姜は高すぎて手が出ませんので、これで代用しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.06.06 22:21:26
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