この玉葱は昨年10月末に苗を畑に定植し、約7ヶ月かかって収穫です。
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この時の畝はナスの後作と里芋の後作でその前は玉ねぎでした。
前の玉ねぎの前作は枝豆とオクラです。
つまり、枝豆(オクラ)→玉ねぎ→ナス(里芋)→玉ねぎで2つの畝を
使っています。
今年も、収穫前にナスを植えましたが、恐らく、時期が早かった為に
ナスの周りの玉ねぎが多少とう立ちしてしまいました。
もう片方の畝には今年は生姜を蒔いています。(里芋の交互作)
6月6日の玉ねぎの状態
定植は前作の残り肥料を期待して、無肥料無堆肥で土に直接挿し芽しただけです。
管理は12月に一度、2月末に一度の2回ボカシ肥料を株あたり3つまみ程度の量を
苗周りの土にバラマキ、刈草を載せておく位で、春先に野草が勝ってきたら、野草は刈り取り
株元に敷いておきました。
畝の半分以上の株が倒れたら収穫時期です。
倒れても多少は株の成長も見込めるのですが、とう立ちした株は成長が止まりますので
ネギ坊主が出来る前には収穫して早めに頂きます。
畝から引き抜いた玉ねぎは、天日に晒して暫く乾燥させますが、私の場合は
一日天日に晒して、夕方には下屋に風通しを良くして保存準備します。
年間の保存には茎がすっかり枯れてから、茎を紐で6~8個くらいを束に縛り、吊るしておきます。
これも、私は面倒なので、苗箱などに広げて、3段位に重ねて下屋の棚に置いています。
早生の赤玉ねぎは数日前に収穫、一日天日干し後、下屋に収納。
今回の作柄は昨年と同等かやや小ぶり。
前作がナスと里芋の所は概ね良好、先に紹介しなかった前作がズッキーニの場所は
全前作玉ねぎでズッキーニと玉ねぎの輪作となった場所。
ここはやはり玉の不揃いが目立ち、昨年同様、ズッキーニの肥吸力が強い事と株間が広く
土中の残肥のむらによる作柄の不均衡が目立った。
前後作に注意しながら豆類の間作や混植を絶えず行えば、これらは解決できると
思われる。
超大玉は出来ないがほぼ自然栽培と言えるS,M,Lが適当に混ざる玉ねぎ収穫。
追伸、この玉葱は殆ど切っても涙が出ません。生で普通に食べれます。
安全な作物と言うのはこの様な物を言うと私は思っています。