男女の友情って。。。
ここ最近、古い友達とよく電話で話をしています。かなり気心の知れた人達なので、話をするだけで癒される、癒されるかなりシリアスな話題なのに、なぜか笑ってしまったりとか。。。電話を切るとその友達と過ごした時を思い出して、ついつい絶対言いたく無い言葉をつぶやいてしまう。 あの時は楽しかったよな~。できることなら戻りたいいかん、いかん!!りえこん、前進あるのみだよでも、笑っちゃう思い出話をひとつ。知り合いのAちゃんが、若い黒人の男の子に夢中になってるという話を小耳にはさんだ。その相手の男の子を見たことが無かったけれど、それほど夢中になれる相手とはどんな人だろう、と思ってた。ある晩クラブで一人の男の子に話しかけられたのだが、一緒にいた友達が「この子がAちゃんの彼氏のJayだよ」と教えてくれた。「ほ~~、なかなかいい男じゃないの。Aちゃん面食いだな」と思っていたのもつかの間、なんとその日から私はJayからのモーレツアタック(死語?)を受ける事になった友達の彼氏とどうこうなるなんて、絶対にありえないとにかく断りに断り続けた。そしてついにある日Jayより「ここまで断られるなら、俺もきっぱり諦めた。これからは、りえこんのことをベストフレンドだと思って付き合っていく。さっそくだけど、今晩大事な話があるから、家へ行ってもいいか?」と言ってきた。彼の口調が今までとは違うので「OK」の返事をした。その晩Jayは私のルームメイトが仕事に行くのと入れ違いに、家へやってきた。さっそくその「大事な話」とやらを始めた。「りえこんの事は本当に諦めた。 それで自分でも良く考えたんだけど、俺はAにプロポーズしようと思ってるんだ。 まず、そのことを一番にりえこんに伝えたいと思って今日来たんだ。 俺達の結婚式には来てくれるだろう?」 「もちろん」私はJayのその話が嬉しくて、嬉しくて「これから彼女にプロポーズする」というのもすごくうれしかったけど、「その前の報告」をしてもらえたのが更に嬉しかった。その後ダンスが大好きな私達は、「ダンスのこつ」について語り合った。いきなりJayのダンス指導が始まる。『肩を交互に上げ下げすると良い』ということで「じゃあ、早速やってみよう!ハイ、目をつぶって。」と言ってJayは両手を私の肩にのせた。『これってかなり危ない状態なんじゃないのぉ~~』「出来ません、無理です」という私に、Jayは「いいから、俺を信じて!変なことはしないから!!」という訳でしぶしぶ目をつぶる私。そして「はい、じゃあいくよー!右から肩をup down,up down,up down,up down........」。。。。。。しばらくやっていた。途中で私は目をつぶってるけどJayはどうしてるんだ?と不思議に思い、少し目を開けてJayの事を見てみた。 なんと!Jayは私の肩に手をのせ、自分も目をつぶり、私の肩の動きに合わせて 「up down,up down,up douwn」言ってたのである。 なんだこれ? 新しいコントか??そして更に違う指導が私を待っていた柔道を習っているというJayは「女もやはり身を守る為、少し技を知っていても損では無い」と言って、私を立たせ、Jayの顔の辺りに自分の手を持っていき「はい、じゃあここを狙ってキックしてみよう!はい、キック!また、キック!!」Jayより小さい私がそんな所まで足がとどくかぁしかし、彼の熱血指導は続く「キ~ック! はい、またキ~~ック!!」防御って、こんな所にキックしなくてはならない事がこの先起こるのでしょうか?これじゃ、自分の身を守れないでしょその後ジャッキーチェンのビデオを見ていたらずんちゃんが帰ってきた。ずんちゃんより『Jayが家にやってくる』ということを聞いた愛すべき野次馬な友人達は、次の日興味深々で前日の話を聞きに来た。私が話を始めると、みな別の意味の興味深々で話を聞き、爆笑してた。みんな期待しすぎだよ。そしてみんなが期待していることが起こってはいけないのである今でも「りえこんとJay」といったら『up down,up down』と言われますこの出来事から半年後、JayとAちゃんの結婚式に行きましためでたし、めでたし