税理士さんとの会話
つい最近、ある企業の新年会で、その企業の顧問税理士の方と会話をする時間があったため、「資産除去債務の負債計上の影響は出ていますか?」と質問をしてみました。 その税理士さん 「う~ん どこも零細企業の経営は厳しいねえ」 「あれ?質問がわかりにくかったのかな? もう一度、今度は具体的な質問をぶつけてみよう」と思い、 「どの企業にとっても、利益を押し下げる原因となる会計基準ですから、今から対応していかないと大変なことになりますよね」と、再度聞いてみました。 すると その税理士さん 「もう ほんと どこも経営が厳しいですわ」 としか答えてくれませんでした。 会話の流れとしては、見事にかみ合っていません(笑)。 もしやとは思いますが、ひょっとすると、かなりベテランの税理士さんだったので、「資産除去債務」のこと自体をご存知なかったのでしょうか!? もっとも、零細企業にとって、資産除去債務が問題となるケースはほとんど無いと思われますので、実務上、その基準を熟知する必要性が少ないのかもしれません。 真相は闇の中ですが、色々と考えされられる体験でした。