鉛温泉(岩手県)
お正月を温泉で過ごそうと、鉛温泉の「藤三旅館」に行ってきた。日本一深い一枚岩の岩風呂「白猿の湯」と、見た目が「千と千尋の神隠し」に出た湯屋に少し似ていて、是非行ってみたいと選んで足を運んでみた。鉛温泉には藤三旅館しかなく、旅館部と自炊部があり(あの周辺の旅館では当然のように「自炊部」と記載があったが湯治と言わないあたりが驚いた)お正月なので食事を頼める方にしました。到着すると早速温泉。原泉100%の天然温泉で「白猿の湯」は湯底の天然岩から湧き、底も深く立って入る珍しい温泉と天井が高い吹き抜けで昔の風情を残した温泉でした。他に4つの原泉があり、一度に色々な湯を楽しめました。単純温泉・アルカリ性単純高温泉で加熱や循環・差し水などを一切していない掛け流しの100%天然温泉のようです。コップも置いてあり、飲んでみると湯も柔らかく飲みやすかったです。沢山の湯を楽しんでいると、旅館関係者の人達も利用しているらしく色々な話もでき、地震があったけど不思議とお湯が枯れないとか、色が変わった時の話を聞いたり楽しい時間が過ごせました。購買(自炊の為に食材やら色々売っている)の人からは「テレビ東京の取材が来ての取材で、俳優の「斉藤洋介」がきたので放送を見て」と宣伝をされていた。自分の職場を宣伝する良い人だねー。1月7日(土)の午後7時から「みちのく秘湯の宿」でやるらしい。宿や温泉は良かったのですが、正月早々不快な出来事が。なんと露天風呂の「桂の湯」で女風呂を覗く馬鹿者が。(風呂の造りを見ると男湯女湯が隣同士で微妙な高さの仕切りはあるが上はあいている。確かに洗い場と露天に足場になりそうな箇所も見受けられる)通報したが宿の人が来た時には既に男湯には誰も居なくなっていた。温泉に覗きは無くならないのだろうけど、更に不快だったのは責任者の対応でした。覗かれた女性は毎年来ているらしく去年も同じ事があった。何も変わっていない。と憤慨して話をしていると、「済みませんねー(笑)」「そうは言っても誰か解らないと捕まえようがない(笑)」「桶でも投げてやればよかったのにね(笑)」「先日も3回くらい同じような事があったんですよ(笑)」と、口は済みませんと言ったが、態度は誠意をもって謝っているように見えない。しかも、何度も同じ事が繰り返されているのかと聞いていて呆れました。せめて足場になりそうな場所を無くす。その箇所の仕切りを高くする等なにかしら対処はできるだろうに、嫌な思いをした人に対して口で軽く謝って終わる誠意の無さに更に呆れました。もし、行ってみたいと思った女性がいたらもし覗きがあっても自分でなんとかする意気込みで行って下さいね。責任者は何もしてくれませんでしたよ。更に、宿をあとにしてなにげなく領収書を確認していてびっくり。(予約した時に確認した値段より多めに取られている。。。有得ない。。。)こちらから電話連絡をして長々と説明をしてようやく差額を返してくれる事になったが、それも「済みません」と言う言葉だけで、電話代を返す気遣いもなく差額のみ返金。別に「こちらは客だ!」と踏ん反りかえるつもりは無いし、その場で気付いたなら差額返金だけでも気にはしないが、旅館の手落ちで客に余計な電話代(保留は長いし話も長いし)や時間を浪費させているのだから、そういうことにも気づかないなら客商売はやめた方が良いのでは?と思ってしまった。風呂や旅館で働く人達は良かったが、こんな奴が責任者の間は二度と行くまい。岩手の温泉情報