今、日本史の学びなおしをしていますが、大体の復習は終わったので、
友人が推奨する井沢元彦の「逆説の日本史」を読み始めました。
井沢元彦の本は既にいくつか読んでいますが、平易な文章(日常会話のような文章)で書かれているので
読みやすいです。
そして読んだ感じから非常に公平に事実を語っている歴史家と感じています。
それではその井沢元彦は改憲派か護憲派かどちらでしょう。
答えは、改憲派です。
「逆説の日本史 黒船来航と開国交渉の謎」を読んでいると、その考え方がわかります。
幕末は、「開国して西洋の技術を取り入れて国力を強化する」という政策が客観的にみて正しい政策でした。
しかし、日本は言霊(コトダマ)国家で先祖が決めたこと(祖法)を中々破れず、先祖が決めた鎖国と
攘夷を押し通そうと考える人が大半だったそうです。一部の識者のみが開国を唱えて命を狙われたそうです。
現在に例えると 平和憲法を維持しないと日本および世界の平和を維持できないと考えているのが、
前者の祖法を信じる人々で大半の人がそうです。幕末でいえば鎖国支持派だそうです。
改憲しようとしているのが後者の少数の識者だと言っています。
そして幕末風に言えば、改憲派は国賊で危ない人物で吉田松陰のように扱われる対象だそうです。
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