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カテゴリ:歴史の勉強
いままで述べてきたように、受験用に勉強した日本史は、固有名詞を覚えるのに精力を費やし、「なぜ」という問いかけをする暇がなかった。
そこで現役引退後、固有名詞よりも「なぜ」に重点をおいて日本史の流れを把握する方向で勉強している。 「なぜ」の中でも私が取り組んでいるのが 1.なぜ天皇は2000年にわたって崇められ続けるのか。(滅ぼされないか) 2.なぜ先の戦争をおこしてしまったか。 の2つである。 これを解明するのに固有名詞は関係ない。 ある人がこんなことをしたので、こうなったでいいのである。 その人の名前が言えればかっこいいだけである。 ちなみに意外にも年代の暗記は出来事の前後関係を瞬時に判断するうえで有意義である。 このほど1.のテーマで田中英道の「日本史5つの法則」で私の疑問と同じ解説をしていた。 田中英道の問いかけは 「なぜ天皇が最高位にいて尊敬されるのか。」というもので、私の疑問に近かった。 答えは 天皇が不動であること。「態度を表明しない。敵を作らない。」というものでした。 つまり権威と権力の役割分担であり、多くの歴史書で同じことを言っている。 1.のテーマは2つに分かれ、一つはそもそも天皇の祖先はなぜ尊敬されたか、もう一つは尊敬がなぜ2000年続いたかで、権威と権力の役割分担は後者の回答である。 私は、そもそも天皇の祖先はなぜ尊敬されたかを知りたいのだが、なかなかその回答がない。 日本史5つの法則【電子書籍】[ 田中英道 ] にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.17 06:41:38
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