犬の血液型-その2
犬の血液型判定のDEA(Dog Erythrocyte Antigen)は、日本語名で”犬赤血球抗原”と言うらしく、献血で重要な血液の種類を整理すると、国際的には8種類。日本式では9種類に分類されるようです。 血液型の表現は、DEA1,1.2とかありますがいまいち素人にはわかりにくいです。 日本式というもあり、数字とD1、D2とかの組み合わせで表現するのですが、国際標準と比較してほぼ同様のまとめ方なので素人的にはどちらもわかりにくい表現です。 シゲタ動物薬品工業(株)(http://www.shigeta.co.jp/jp/)よりシゲタ式という血液の分類方法を提案しているようです。これは、抗体をA,Bという表現で分類していることもあり、今までの血液のイメージにマッチします。 ですから、人間の血液に似た感覚で分類することが出来ます。(但し、このシゲタ式のA,Bの標記と人間のA,Bとは根本的に異なりますので勘違いするとまずいです。しかし個人的には、この表現がわかりやすいです) 方法は抗体の組み合わせで、先頭に1・1型、1・2型、1(-)型の3種類と、A型、B型、AB型の3種類の組み合わせです。 日本標記 シゲタ式標記 1・1 D1 1・1A 1・1 D2 1・1B 1・1 D1D2 1・1AB 1・2 D1 1・2A 1・2 D2 1・2B 1・2 D1D2 1・2AB 1(-)D1 1(-)A 1(-)D2 1(-)B 1(-)D1D2 1(-)AB (参照:わんちゃんのからだ http://www15.ocn.ne.jp/~anne999/wan-blood2.html) ん?・・・ということは、この方式で行うとO型が無い・・・・ということですね! ここでもO型が姿を消してしまいました。 人間の献血では各血液に合致するパーフェクトな血液型はO型です。犬は無いかと思ったら、緊急の場合に使える血液がありました。それは1・1AB、1・2ABです。(組み合わせ注意) 人間の場合にはO型ですが、犬の場合にはAB型と、人間と反対であるようです。(参照:わんちゃんのからだhttp://www15.ocn.ne.jp/~anne999/wan-blood1.html) ほー 人間と犬は逆転しているんだ! というのが個人的感想です。 (※本文内容は正しい判断とは言えませんので各自お調べくださいね)人気blogランキングへ