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カテゴリ:トルコ Turkiye
減らない犯罪ですし、騙される人と騙されない人が極端ですね。
一人旅の女性が1回くらいは引っかかる事を前提とした対策を書いてみます。 Tomo独りの独断と偏見ですので、別の見方や新しい情報がありましたら教えていただけるとありがたく思います。 【スリ対策】 (1).パスポートはコピーを持ち歩き、パスポート、航空券、使わない日本円はホテルのセキュリティーボックスに預ける。 (2).サイフは2つに、 1つ目は現地通貨をいれたサイフで、それだけで行動する。いざという時盗まれても泣かない値段を入れておく。 2つ目は換金するためのユーロやドル、カードを入れた財布で駅や観光地では開かない。 スリは大体2~4人組みのため、あなたが露天商でポストカード、トラムでチケットを買う時、どこから財布を出し、どこにしまうかを見ています。 見張り役、おとり役、他の観光客の目線を身体で防ぐ役、実行犯…と分業していますし、チームの年齢性別は親子ほど離れています(※1)。 【恋愛詐欺対策】 異国の地での出会いを期待している女性に水さすつもりはありませんが、 スルタンアフメット地区でプラプラしている客引きの男だけは止めておいた方が良いですよ。 (※1)を参照してください。見張り役兼携帯電話での連絡役(※3)、そして恋人役(※4)の2人組みなのでタチが悪いです。 (※3)の見張り役ですが、複数でチェンジしていると思います。 余計な個人情報を教えない(※2)。 ホテル、帰りの日程、家族構成、日本の住所など。 (※2)の対策ですが、嘘の個人情報を用意して置いてください。 「友達3人と来た。2人は☆に行っている。後で合流して★に行く。」 「ツアーで来た。今は自由時間だけど夜は予定がある。」 その場限りで断固拒否しないと後はホテルまで付狙う、タクシーに乗ると彼も乗ってくるなど、一人旅だと分かるとそこまでやります。 私の個人的な意見ですが、日本だろうが外国だろうがも色んな意味で騙されやすい人の特徴は 日本で使っている財布をそのまま海外でも使って、開くと中には整理されていない日本の領収書や会員証、割引券がギッチリ入っているような金銭感覚がひと目ルーズだと分かるタイプ。 あと、平気で知らない人から奢られたり、ちょっとプレゼントを貰った途端に得した得した気分になってしまう人! 長く一緒にいればいる程、段々と相手情が移ったり馴染んだり気を許してしまう気持ちは分かりますが、 スルタンアフメット地域にウロついている男はあなたの会社に出向してきた業者さんや転勤してきた同僚とは訳が違うんですよ? 【見た目で騙されます】(2010.02.09追加) (A).白シャツ+紺のチノパン+革のウォーキングシューズ +ウィンドブレーカー+リュックサック+手に地図 (B).白シャツ+紺のチノパン+革のウォーキングシューズ +カジュアルジャケット+首から身分証明書+手ぶら 私なら(A)は旅行者、(B)はツアコン、と答えてしまいますね。 なので(B)の恋人役(※4)に博物館の中で話し掛けられた時、 「他のツアーの添乗員」だと思い、気軽に世間話に応じました。 …が、5分話し続けても会話は底無し沼的に私の身辺調査。 そこで危険を察知して会話を終わらせました。 その前に彼が見張り役兼携帯電話での連絡役(※3)に手伝わせて、リュックサック一式を早業で着替えていました。 学生らしき娘を見掛けたら(A)の格好に着替えたと推測します。 【私がその昔、ガイドにきつ~く言われた事】 ◆スルタンアフメット地区のお土産屋さん自体が観光客を相手にしているので観光客値段に設定されている。 ◆絨毯はカッパドキアで2万円弱で売られているものを13万円とふっかけてくる。 ◆親は娘にスルタンアフメット地区の男に話しかけられても返事はするなと躾ける(どこの国かも分からない出稼ぎだから)。 ◆売られいる商品は産地はトルコ産では無く、外国同士の仕入れの窓口となっている。 トルコ(羊皮、革製品、毛織物)、イラン(トルコ石、ペルシャ絨毯、シルク糸)、イラク(銀細工、ランプなどの金属系加工品)、アフガニスタン(ラピスラズリ、アンティークの細かい銀細工、刺繍物)、エジプト(香辛料、アロマオイル、食料品)、フランス製のドレス生地、インド(服、スカーフ、ビーズ細工を縫いこんだ生地)、中国(安い木綿製品)、を交換する場所でもある。 ◆加工品は外国製でもトルコで販売するように作られてる(日本の雑貨と同じ)。 ◆イスタンブールで生まれ育った人は、スルタンアフメットで買い物はしない(住宅地内の普通のスーパーの方が安い)。 ◆イスタンブールの男でもスリに合うし体当たりスリもいる。 ◆トラムの中でナイフでズボンのポケットをナイフで切ってまで財布を盗むスリがいるので現金は小分けに分ける事。 【上記を元に大胆な仮説をたててみました】 いつも、ブルーモスクの礼拝堂に入る前に並ぶ所、アヤ・ソフィアの入り口と内部、王宮の丘の入り口と内部で見張り役がいます。 一人旅の女性の特徴は決まっていてペットボトルとガイドブックで結構荷物が重そうです。(※3)の見張り役がそのターゲットを見つけて電話で(※4)の恋人役を呼びつける。 恋人役は何人か候補があり、お店の従業員そのものが活躍する場合と、アルバイトのバックマージン目当てで動く奴(※5)です。 (※5)はトカゲの尻尾と一緒だし、期間限定のため、手段を選ばないと思われます。 声をかける手口は、2001年から2009年まででほとんど同じです。 -----実際のストーリ 1----- 女性の団体さんで歩いていた場合。 「どこ行くの?…トプカプは、今の時間とても混んでいるから、凄く並ばなくちゃいけないんだ。ちょうど、今の時間ならブルーモスクに入れるから(礼拝の時間は入れないらしく)、そっちに行ってからでも遅くはないよ。この辺りは、沢山の客引きや日本人の若い女の子を狙ってくる輩が多いから、僕が案内するよ」 ブルーモスクでは紳士のような対応で、寄って来たトルコ人を怒って追い払ったり、モスクの説明を丁寧に話してくれたりと、警戒心を弱くさせる。モスク見学が終わると「まだ時間があるから、ちょっと休みにチャイでも飲みに来ない?近くでお兄さんが絨毯やをやっているんだ」 団体さんの強みで、皆で押しかけて値段交渉しつつお土産を買ったそうですが嫌なお店では無かったそうです。 (ネットではクソミソに書かれていましたが) -----実際のストーリ 2 (2009年)----- (※3)見張り役がとことん付狙う。 (※4)恋愛役にチェンジ。宿泊しているホテルがばれている可能性あり。 品の良い日本語で話しかけるのですがここで吹っ切るのが本当に大変っ! ロマンチックで安全な場所、ホテルのテラスなどに連れて行きおしゃべり。 恋愛状態に突入させてから女性の年齢や好みに合わせて絨毯屋を選んで引き渡す。 (まぁ、未成年をレイプしてから売春宿に売り飛ばした訳じゃないのですが) -----実際のストーリ 3 (2001年の友人の体験)----- トプカプ宮殿の丘で待ち伏せ。人懐っこい笑顔で 「出てくるまで待っているよ、」 宮殿からら出てきたところで付狙う。 どの日本人に対してもセリフは一緒。 「僕の宮殿はどうだった?」 「僕、何度も日本に行ったことがあるんだよ」 「僕、君ともう少し話をしたいな。今夜、ヒマじゃない?一緒にディスコに踊りに行こうよ。きっと、楽しいよ」 「じゃあ、明日以降は?」 「僕にチャンスをくれないの?」 この少年は上記の「実際のストーリ2(2009年)」と同じ店で働いていたんですよ!!まさか、成れの果てでしょうか? -----オマケ 以下の奴等は無視して結構----- ◆あなたね、「地球の歩き方」読みすぎだよ ◆怪しくないよ ◆僕はあなたが困ってると思って助けてあげようと思ってるだけ ◆じゃああとで暇な時にお店に戻っておいでよ ◆チャイ飲んでいかないの? ◆僕たちこれから何か始まるかもしれないじゃない? ◆なんでそんなに拒絶するの? ◆なんで、僕の事怪しいと思ってるの? ◆そんな事聞いてないでしょ? Tomo独りの独断と偏見ですので、 別の見方や新しい情報がありましたら教えていただけるとありがたく思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.09 23:30:28
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