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テーマ:魅惑のトルコ~(199)
カテゴリ:トルコ Turkiye
いくつかレコード会社をまわりました。 相手さまは企業なのでお客さま扱いではあるが、観光客扱いはされません。 気を引き締めて行くぢょ~!! 欲しいものリストをカラープリントにして行ったのが役に立ちました。 レコード会社は自社の所属するミュージシャンのCDしか置いてない訳でして、 外国人女性だから優しくしてもらえたのか自社で無ければ 「あそこの◆◆◆会社だよ」 とリストに会社名を書いてくれたりね… 本当に観光地以外のトルコ人って温和でのんびりしていて、 おあいそ笑い無しに親切~♪ 日本みたいに商社ビルに店舗一覧表が無いので、 お店の外でタバコを吸っている兄さんを見かけては聞くしかないの。 建物を8の字にまわったせいかCセレクトショップと ジューススタンドの前を通る事となり、 このセレクトショップのロン毛の兄さんには、 A、B会社、両替屋まで教えてもらう事に。 このエリアを教えていただいた方からは 「A会社は試聴できます。カード払いも可。」 だったのが火山の噴火かギリシャの経済破綻でカードもユーロも駄目。 トルコリラのみでした。 あたしゃもう顔色を変えて両替屋を探すけど、 このエリアは100%トルコ語のみの表記。 私が読めるトルコ語なんて 「ケバブ、男トイレ」程度。 なんで「男トイレ」だけ読めるのかというと 男トイレに入ってまわりを金縛らせたからである。 (本当にピンチの時は別に気にしないわ) 最大の目玉だったお目当てのA会社には、気ダルそうな青年がいた。 震えて妙な冷や汗をかいて、話しを自分本意にすり替えるので 女の直感で確信を持って抗精神薬か薬物常用者を疑う。 いつでも逃げ出せる体制でお目当てのものを揃えてもらう。 そこで別のスタッフさんも来たのでチャイの登場である。 いざ精算となると駄作のCDまで売り付けてきてノラリクラリと話しがのび~る。 (お金を払ってすぐに去りたかったのだが) どうもいけ好かない青年なので 現金は1枚ずつ全てテーブルに並べて3人で確認とする。 精算の時だけ第三者がくるのは不正を避けるためでしょうね…恐らくは。 手持ちトルコリラが全て無くなりかなり焦っ( ̄▽ ̄;) これじゃあタクシーにも乗れないし、食事もできんわな。 両替屋はトルコ語表記なのでまたまた右往左往。 ハァ~(;′о`)=3 場違いなところに来てしまったのか… 初めて寂しいと思うんだけどこれが噂のホームシック? 旅の終りは家である。 家があるから旅が楽しいのだ。 最後の最後にご厄介をかけたCセレクトショップのロン毛に挨拶。 お礼がてらに新作イチ押しのクラブサウンドを選んでもらいました。 そこでも第三者、大学生くらいの子が登場? 今にして思えば 「密室に家族でない男女を2人っきりにしてはいけない」 イスラムの教えなのか女性に対しての古いマナーなのか? そこでまたまたチャイが登場。 どうやら話しがのび~る予感。 クラシック音楽専門のセレクトショップなので 民族音楽を西洋楽器でリメイクしたやつとかも試聴させてもらいました。 余りの居心地の良さに放心していたら、ロン毛は急にステレオを止めました。 「アザーンの時は音楽をかけちゃいけないんだよ」 だそうで。 タバコを止めた他のたむろっていた連中と、 お店の2人が見上げる空の方向がきっとメッカなのね。 なんとなく一緒に空を見上げていました。 「ああ…そろそろ陽が傾いてきたのね…」 って あらら?(。。;)17時過ぎ? 19時にバザールの門が閉まっちゃうぢゃないのっっっ!! アザーンを聞きながら夕暮れの空を見上げた事は一生忘れないと思う。 そしてこの辺りが引き際と心得てロン毛にお礼とお別れの挨拶をのべ 差し出された手をしっかり握りしめました。 …ホテルに戻る道すがら、やっぱり道草をするのでした。 さて、余り記憶が定かではないのですが ロン毛にCDの視聴をお勧めされている時に お決まりの質問攻めがあったような無かったような? 「結婚しているの?」 だけは覚えているのですが、 「しているわ(ほれ、指輪を見せる)」 …で、そこでお話は打ち切り。 唯一、ロン毛だけが観光関係以外の男性でした。 (え?皆もうトルコ人男性の話なんか聞きたくないって?) お勧めCDは新作なので多少値が張りましたが 素晴しいクラブミックスで、既にシリーズ化。 帰り道の空港でCDショップでも一押しの場所に置かれていました。 「自分にとって『都合の良い物』だから押し売りするのではなく、 良い物だけを仕入れてお店に置く。」 さすがプロです。 ◆ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.05 11:32:28
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