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テーマ:魅惑のトルコ~(199)
カテゴリ:トルコ Turkiye
イスタンブールでの仕入れは自分の人を見る目を信じていたし、
相手にも信用してもらいたいと思った。 日本に帰ってもメールのやり取りができるように。 なので衣装の交渉は2日に分けました。 「相手を騙して押し売りしてさぁ終り」 をされる程、私は緩い人間でも無いし、 「この値段で売ってくれないの? じゃあ、僕たちの関係はもう終りだね!!」 (↑おや?どこかで聞いた台詞だ…) な売ってくれた相手に嫌われるような態度もとりたくなかった。 衣装屋さんは最初はベタベタ甘い猫撫で声のお爺ちゃんでしたが こちらの条件と揃えたい物リストを並べ、 3日間シルケジに滞在、日本に向けての出荷プランまで相談したら ちゃんと話しを聞いてくれて郵便局の場所や 営業時間まで教えてくれる親切なお爺ちゃんになりました。 次の日、買う時は片っ端から私がフィッティング。 その間に色々と世間話したり、 なんと!!パリのカメリア先生の名刺を見せていただいたり、 カメリア先生と生徒さんがイスタンブールのレストランで踊られた動画を お爺ちゃんの携帯電話のモニターで見せていただきました。 本当に、本当にご縁とは不思議なものです。 さて、支払い時に金縛り!! なんと財布の中に現金が無いっ? この店もカード不可だったんです。 その前にレコード会社で散在、手持ちが足りず ユーロをリラに2重換金したのが祟りました。 ホテルまで往復20分…これはキツイ。 その気になった「気」と「期」を逃す訳には行かないので バックの底に隠していた20,000円を 125円=1EURO に換算していただいて またもや、テーブルの上にお札を1枚1枚並べるという荒業を披露。 自分が旧札を掴まされた時、10リラ札を5リラ札にすり替えられた時の 悔しさはそう忘れられるものでは無く、 もう大金は束で渡さずに、机に並べることにしたのです。 もちろんお爺さんもバザールで商売をしている限り、 ちゃんとお金を偽札かどうか確認していました。 全てのお金の清算を終えてお互い納得がいって挨拶をしてから、 商品は他の店員さんの前で包んでもらいました。 「職業はバイヤーで、ベリーダンスは 『永遠の初心者で趣味なの』うふっ♪」 で通していたけど 相手が納得するのを確認してから次の交渉に入るので 最後の方では私を「先生」と呼んでいました。 そういえばカドゥキョイのトラムの中のお爺ちゃんたちにも 「何しに来たの?ひょっとして学校の先生でしょ!」 と言われておりましたがな(^^ゞ (今回の写真は本文とは全然関係ありません) ◆ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.05 12:08:53
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