秋の味覚"秋サケ" 初せりで1キロあたり8万8888円の最高値 1匹あたりなんと39万円 来遊量は約1700万匹と平成以降で過去最少の予測 高値傾向は続きそう 北海道
UHB 北海道文化放送 秋の味覚に驚きの値段です。 9月3日、秋サケの初競りが札幌市中央卸売市場で行われ、1キロ当たり8万8888円と過去10年で最高値がつきました。 9月2日、太平洋側で初水揚げされた秋サケ。 「銀聖」のオスが1キロ88,888円 初競りでは日高のブランドザケ「銀聖」のオスが1キロ8万8888円と、過去10年で最高値をつけました。 2023年より6万5000円以上高く、1匹に換算すると39万000円を超えます。競り落としたのは恵庭市のスーパーです。 「豊漁を願い。応援価格でこの値段をつけた」(うおはん鮮魚部 岩渕啓太 部長) 2024年のサケの来遊量は平成以降で過去最少の予測 2024年のサケの来遊量は約1700万匹と平成以降で過去最少の予測で、高値が続く見通しです。 UHB 北海道文化放送 1キロあたり8万8888円と高値がつけられた秋サケ=3日午前6時、札幌市中央区の中央卸売市場 道内の定置網漁で水揚げされた秋サケの初競りが3日、札幌市中央卸売市場で行われた。1キロ当たりの最高値は8万8888円で、統計が残る2014年以降で最高だった昨年の約3.8倍。今年の秋サケは記録的不漁が予測され、前年より高値が見込まれたが、市場関係者の期待を上回る「ご祝儀相場」となった。 2日に水揚げされた日高定置漁業者組合(日高管内浦河町)の高級ブランド秋サケ「銀聖」を中心に、約3.5トンが入荷した。天候不良の影響で、入荷量は2017年以降で過去最低、昨年の約半分と低調だったが、品質や大きさは上々という。 1キロ当たりで最高値となったのは2匹で、そのうち1匹は恵庭市のスーパー「うおはん」が競り落とした。3.5キロの雌に約31万円の値段を付け、同社鮮魚部の岩渕啓太部長は「今年の豊漁を願い購入した。明るいニュースになれば」と笑顔を見せていた。サケは4日に同店の店頭に並べる。 最終更新:9/3(火) 19:05 北海道ニュースUHB