片岡、大竹流出の“見返り”は… 西武、広島が狙う あの「巨人若手選手」
東スポWeb 12月13日(金)16時17分配信 巨人が敢行した大補強の“代償”に、注目が集まっている。今オフはFAで広島から大竹寛投手(30)、西武から片岡治大内野手(30)を獲得。ともに人的補償が発生するため、2選手が流出しそうな状況となっている。 では広島と西武はどんな選択を取ろうと考えているのか。まず広島は松田オーナーが「ポジションは関係なく、若くていい選手を選ぶだろう」と、早々に人的補償選択を明言。広島関係者によると「ウチは左腕が不足しているという現状はあるが、そこに縛られず、リストの中で一番いい選手にいこうという話をしている」という。左腕ならば公文、星野、野手なら藤村らがリストから外れていれば獲得候補になりそうだ。 一方、西武はどうか。西武編成関係者によれば「片岡とヘルマンの流出を踏まえれば、そこそこ実績があって走れる選手は魅力的」という声が上がっているといい、野手を選択する可能性は広島より高い。 候補とみられるのは、片岡と井端の加入で行き場を失った脇谷や藤村。巨人の戦力を熟知する伊原監督がいるだけに、故障明けで外れそうな久保ら実績組や、無名の若手を選ぶサプライズがあっても不思議ではない。