テーマ:お勧めの本(7407)
カテゴリ:読書
元飯田町に新しく暖簾を掲げた「つる家」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。 早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。 だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる家」よりも先に供されているという。 はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。 度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまい―――。 書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第二弾! ■八朔の雪■を読み終えるとすぐ、「花散らしの雨」を手に取り読んだ。 「この季節、大坂では大川の両岸に桜が一斉に花開く。 空を桜色に染め、それが川面に映って、この世の極楽のような光景だった。 天満一兆庵では客に請われて花見の船を仕立て、優雅に両岸の桜を楽しんでもらうのが恒例であった。」花散らしの雨 ■大川の流れに沿った桜並木のプロムナード■には、天満橋から桜之宮橋(銀橋)あたりを中心に、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど約4800本が植えられており、沢山の花見客で賑わう。 江戸の昔から大川の桜は有名だったのだろうか。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.17 15:13:21
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