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2017.07.06
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テーマ:お勧めの本(7407)
カテゴリ:読書
  想い雲

土用の入りが近づき、澪は暑気払いに出す料理の献立に頭を悩ませていた。
そんなある日、戯作者・清右衛門が版元の坂村堂を連れ立って「つる家」を訪れる。
澪の料理に感心した食道楽の坂村堂は、自らが雇い入れている上方料理人に是非この味を覚えさせたいと請う。
翌日、さっそく現れた坂村堂の料理人はなんと、行方知れずとなっている、天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だったのだ。

澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くが、彼の口から語られたのは耳を疑うような話だった―。
書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第三弾。

八朔の雪:みをつくし料理帖
花散らしの雨:みをつくし料理帖2
と面白かったので続きを読んだ。
毎回、美味しそうな料理が出てる。
また、まったく知らない料理法や食べ物が出てくる。
この本では、「こんがり焼き柿」。
渋い柿を焼いて甘くするというのだが、はじめて知った。

また、うちわやしゃもじをしまう、今でいうところの
ツールスタンド。
竹筒に多くの穴をあけたもので、うちわや台所道具をさしておくものを
「弁慶」というのだそうだ。
すいか  飛んでくるハエから料理を守るためにスイカを切って置くこと。
  ナンキンと上方でよばれるものが江戸では「トウナス」と呼ばれたこともはじめて知った。
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Last updated  2017.07.06 14:13:35
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