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カテゴリ:国内旅行
■7月11日(火) は、石川県珠洲市に位置する灯台。 別名、「狼煙(のろし)燈台」。 歴史的・文化的価値の高さから、Aランクの保存灯台に指定されているほか、「日本の灯台50選」にも選ばれている。 ■日本の灯台50選■ 周辺は、能登半島国定公園に指定されている風光明媚の地である。 明治時代に造られ、今なお現役の白亜の灯台です。 禄剛崎は、能登半島の最北端に位置し、ちょうど外浦と内浦との接点にあたるところです。 この岬は「海から昇る朝日と、海に沈む夕陽」が同じ場所で見れることで有名です。 無人のため、灯台の中は見学できませんが、年に数回一般公開があります。 「明治十六年七月十日初点灯」と書かれたプレート。 禄剛埼灯台の門 。 <歴史> この地は、昔から海難事故が多く、海上交通の重要な場所として灯台が建設されるまでは、狼煙の山伏山で火を焚いて海難防止を図っていたとのことです。 そういうわけで、灯台の建設が求められ、1883年(明治16)7月10日に設置、初点灯されたのです。 灯台は、白色塔形(円形)石造ですが、石材は穴水町から船で運び、崖下から索道を架けて、人力で引き上げるという難工事で、完成までに2年を費やしたそうです。 (▲駐車場。ここから10分以上歩いて登る。) 燈台のある場所は石川県珠洲市狼煙(のろし)町 。 地名の「狼煙(のろし)」の由来は、地内にある山伏山について、「能登名跡志」によると、山の過半は狼煙村領で、古くは鈴ヶ嶽、俗に嶽山とも称し、渡海の船が難風に遭った際、三崎権現(現在の須須神社)に祈ると火が見え、海難を免れることができたので「狼煙」という名前になったと記されています。 または、「日本書紀」や「石川県地理詳説」には、王政の昔、海上警備のために、烽火(狼煙)を設けたことに由来するとあって、「珠洲市史」も古代の烽説をとっています。 元和元年(1622)2月の前田利常申付状(能登国古文書)には、「ぬるし村」とあります。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017.07.19 22:04:45
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