テーマ:旅の写真(3473)
カテゴリ:国内旅行
■7月13(木) 江戸時代から明治時代にかけ、日本有数の港町として栄えた三国湊は、福井随一の観光スポット。 北前船で栄えた港町だ。 森田家も三国湊を代表する豪商の一つ。 森田家は明治の中頃まで廻船業を営んでいましたが、海運の衰退をいち早く察知し、金融業へと転換を図りました。 銀行は大いに成長し、1920年(大正9年)、この建物が新しい本店として建てられました。 外観は西洋風のデザイン。 中に入ると、その豪華さに目を見張ります。 内観は豪華な漆喰や象嵌(ぞうがん)細工が施され、当時の隆盛ぶりが見て取れます。 大きな吹き抜けの空間は窓を開けるためのものがそうだ。 近所にアカンサスがあった。 天井の漆喰、(アカンサス)カウンターのケヤキの一枚板、重厚な金庫の扉、窓枠や壁に施されたきれいな象嵌(ぞうがん)など、派手な贅沢さではなく、品の良い優美さが感じ取れます。 この建物は、森田銀行と合併した福井銀行の支店として近年まで営業されていましたが、現在は有形文化財に登録され、館内を無料で見学することができます。 その森田家が創業した森田銀行の本店として大正9年に建設されたこの建物は、外観は西欧の古典的なデザイン、 福井県内最古の鉄筋コンクリート建築物で、国登録有形文化財の指定を受けています。 (▲大理石と思ったが大理石風にしている柱だった。) 平成 5年(1993 )に取り壊し寸前 までいった。 住民から取り壊し反対の声が上がり、 平成 6年( 1994)10 月に建物は 贈与、土地買収で三国町の所有となった。 三国町は建物の内外を綿密な調査による復元改修を行い、 オープンギャラリ ーとして 平成 11 年( 1999 )に一般公開 している。 設計は横浜市開港記念会館や長崎県庁も手がけた山田七五郎氏によるもので、建物の 建物の 外観は西欧の古典主義的なデザイン、 内部は豪華な漆喰模様がなされ、細部のデザインや技術へのこだわりは建築思想の質の高さが表れている。 県内に現存する鉄筋コンクリート造の最古のものであり、 平成9年(1997)、国登録有形文化財に指定された。 ■時間:09:00~17:00 15~30分程度 (施設スタッフから詳しい説明を聞くことができます) ■料金:入場無料 ■休み:12/29~1/3 ■訪問時期:通年。1階ホール(事務所跡)では不定期でいろいろな展示が行われています。 ■アクセス 〔 車 〕・県道7号三国東尋坊芦原線の「今新」交差点を三国駅方面へ。 すぐ右手に見える銀行を右折、すぐ。 〔 公共交通 〕・えちぜん鉄道三国駅から徒歩約7分 ■問合せ先:旧森田銀行本店 (0776)82-0299 [ボランティアガイド] TEL:0776-82-8552(三国湊町家館内) 時:09:00~17:00 休:年末年始(12/29~1/3) ¥:1,500円 (ガイドの際の入館料や交通費等は別途) にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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