カテゴリ:国内旅行
■2018年1月6日(土) ■1日目:闘鶏神社■ 紀伊半島バスツアー、2日目、熊野大社本宮を目指す。 途中、トイレ休憩に止まった近くに日置川が流れていて、「近露(ちかつゆ)大橋」という橋がかかっていた。 ふと見ると、親柱になにか乗っている。 さっそく行って見ると、河童。 反対がわには親子の河童が。 帰ってから調べると、河童伝説があった。 ■近露(ちかつゆ)の河童■ この里にヤシキと呼ばれている旧家があるが昔、この家の馬を川原へつないでおいたところ河童が出てきて、綱を自分の身体にしばりつけ馬を川の中へ引っぱりこもうとした。 馬はびっくりして急に走り出し、河童を引きずったまま厩(うまや)に逃げ帰った。 家のものがそれを知って、河童をつかまえたが河童は 「これからは悪いことをしないから許してほしい」 といって、しきりに謝った。 そこで 「松ノ木淵の松が天に届くまで、橋谷の枝垂れ松が地に届くまで、 そして下宮の狛犬が腐るまで再び出て来ない」 ということをきつく約束させて、放してやった。 下宮の狛犬は、その当時ヤシキの先祖が作り、神社へ献じたものだと伝えられている。 明治のころまで子供たちが川で泳ぐ際、河童が出て来て尻を抜かれないようにと、時々この狛犬がまだ腐っていないか見に行ったものだという。 この狛犬は、現在近野神社に移され保管されている。 一方、橋谷の枝垂れ松と松ノ木淵の松は枯れて今はない。』 この橋は河童だったが、熊野古道にある「牛馬童子」にちなんで■バスで通過した橋の親柱■には「牛馬童子」が! バスの中から見たので写真は撮れなかった。残念。 ■岡山県津山市■は、河童を町のシンボルにしているのでマンホールのふたにも河童が描かれている。 河童は人々に近い存在だった。 ■河童のクゥと夏休み■ ■荒川アンダーザブリッジ■ ■昔語り:ごんご■ ▲津山市の道端にある河童像。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.09 09:43:41
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