テーマ:世界遺産紀行(1093)
カテゴリ:国内旅行
■2018年1月6日(土)晴れ。 ■川湯温泉の仙人風呂■を見た後、熊野本宮大社へ。 「熊野」は、和歌山県南部~三重県南部の地域を指します。 和歌山県南部に「熊野三山」と呼ばれる三つの大きな神社があり、 (▲熊野本宮大社の敷地内にある熊野古道。) 熊野三山へお参りするための道を熊野古道といいます。 熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を合わせて熊野三山といいます。 ■熊野本宮大社の歴史■ 三本の川の中州にあたる聖地、大斎原に社殿が建てられたのは、 飛鳥時代(615年)のことでした。 奈良時代には仏教を取り入れ、神=仏としておまつりするようになります。 平安時代になると、皇族・貴族の間に熊野信仰が広まり、京都から熊野古道を通って上皇や女院の一行が何度も参拝に訪れました。 室町時代には、武士や庶民の間にも熊野信仰が広まっていました。 男女や身分を問わず、全ての人を受け入れる懐の深さから、大勢の人が絶え間なく参拝に訪れる様子は「蟻の熊野詣」と例えられるほどでした。 明治22年の大洪水により、大斎原は大きな被害を受けました。 当時は能舞台などもあり、今の8倍の規模を誇っていましたが、 明治24年に上四社が現在地へ移されました。 今、大斎原には中四社、下四社、境内摂末社の神々がおまつりされています。 平成23年9月、紀伊半島大水害により、当社は再び大斎原や瑞鳳殿などに大きな被害を受けました。 しかし、平成26年には瑞鳳殿が再建されるなど以前にも増した復興を遂げ、現在に至ります。 ■八咫烏(やたがらす)■ 八咫烏とは、当社の主祭神である家津美御子大神(素盞鳴尊)のお仕えです。 日本を統一した神武天皇を、大和の橿原まで先導したという神武東征の故事に習い、導きの神として篤い信仰があります。 八咫烏の「八咫」とは大きく広いという意味です。 八咫烏は太陽の化身で三本の足があります。 この三本の足はそれぞれ天・地・人をあらわす、といわれています。 ■八咫烏(やたがらす)ポスト■ 当社の社務所前にある、多羅葉たらようのご神木の下に、黒い八咫烏ポストが設置されています。 黒は全ての色を合わせた尊い色であり、神の遣いである八咫烏の色、本宮の大地を象徴する神聖な色でもあります。 また多羅葉の木は、葉の裏に爪などで文字を書いていたことが葉書の語源となり「葉書の木」「手紙の木」とも呼ばれています。 ■2018年1月5日(金)雨 ■闘鶏神社■ ■2018年1月6日(土)晴れ。 ■川湯温泉の仙人風呂■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018.01.15 12:34:00
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