テーマ:国内旅行(1459)
カテゴリ:国内旅行
■2020.11.20(金) 仙崎港から鯨の形の遊覧船に乗った。 仙崎周辺、特に仙崎の向かいの青海島(おおみじま)は、かつては、鯨漁が盛んだった。 金子みすゞにも鯨をうたったものがある。 船の中でアナウンスを聞きながら、窓から奇岩を見る。 1時間で港に帰り、 仙崎の目と鼻の先の「青海島(おおみじま)」に橋を渡って行った。 この島は、捕鯨の島だった。 ガイドさんの案内で、「長門くじら資料館」を見、島を歩いた。 島の「通(かよい)」地区は、その地形から、鯨を追い込むのに適していて、かつては鯨漁で大いに賑わっていたようだ。 古式捕鯨では、「鯨一頭捕れば七浦うるおう」といったが、金子みすゞの時代はもう終わっていたようだ。 みすゞの詩の一節に、 「いまは鯨はもう寄らぬ、浦は貧乏になりました。」とある。 くじら資料館のうしろ、小高い山手に 鯨墓があった。 そこには、捕るつもりのなかった、鯨の胎児や子ども鯨の墓だという説明だった。 ◎鯨法会◎ 鯨法会は春のくれ、 海に飛魚採れるころ。 浜のお寺で鳴る鐘が、 ゆれて水面をわたるとき、 村の漁師が羽織着て、 浜のお寺へいそぐとき、 沖で鯨の子がひとり、 その鳴る鐘をききながら、 死んだ父さま、母さまを、 こいし、こいしと泣いてます。 海のおもてを、鐘の音は、 海のどこまで、ひびくやら。 島の「通(かよい)」地区に金子みすゞの父親が生まれたというところがあった。 彼は、ここで生まれ、仙崎で本屋をやっていた。 ■仙崎・金子みすゞのふるさと■ 父は、みすゞが3歳の時に亡くなったが、仙崎からこちらの親族の家に遊びに来ていたという。 ▲「かたばみ」と「鯨法会」いう詩は、下のお寺がモデルといわれている。 ■山口県のおすすめスポット■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.19 00:12:13
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